食品安全情報blog過去記事

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子どもの「フルーツジュース」の砂糖量は「許容できないほど多い」

Behind the headlines
Sugar levels in children's fruit juices 'unacceptably high'
Tuesday March 29 2016
http://www.nhs.uk/news/2016/03March/Pages/Sugar-levels-in-childrens-fruit-juices-unacceptably-high.aspx
Guardianが「フルーツジュースやスムージーには「許容できないほど多い」砂糖が含まれている」と報道した。これは英国で子ども用に販売されているフルーツジュースやスムージーの砂糖含量を調べた新しい研究のしっかりした結論である。研究者らが主要スーパーマーケットでチェックした203の飲料のうち多く(117、58%)がFSAの赤信号となるような砂糖量を含む。しかし全ての飲料の砂糖が多いわけではない、中にはFSAの緑色信号で砂糖量を心配しなくてもいいものもある。この研究では一回分のもので子ども向けに宣伝されているものだけを調べている。砂糖入り飲料、スポーツドリンク、アイスティーなどは含まれない。水で薄めて飲むものも入らない。このことはこの研究が子どもの飲み物全体をカバーしているわけではないことを意味する。子どもに砂糖入り飲料を飲ませたくない親は、フルーツジュースやスムージーは選択肢から外した方がいいかもしれない。現実的には表示をチェックしよう。ゼロリスク方針なら水である。
(スムージーって飲み物の範疇にははいらないような気がするんだが。スタバのクリームたっぷりフラペチーノを「ただのコーヒー」と言い張る人たちだから・・)