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食品医薬品安全庁、食品輸入管理を強化する 

輸入食品政策課/検査実査課 2016-05-09 
http://www.mfds.go.kr/index.do?mid=675&pageNo=1&seq=31583&cmd=v
食品医薬品安全処は安全な食品を輸入してきた輸入業者は迅速通関できるようにし、不正・不良食品を輸入した履歴がある輸入業者は集中管理することで輸入食品の安全が確保されうるように、通関段階で製品だけでなく食品輸入業者に対しても差別管理を強化すると発表した。
不正・不良食品輸入者、輸入申告を虚偽または不正にした輸入者、輸入検査関係者に金品・饗応を提供した輸入者、不当な行政情報を要求した輸入者は‘管理対象’に分類して精密検査強化、名簿公開、営業登録取り消しなどの不利益を与え、‘優秀輸入者’には迅速通関の恩恵を与える計画である。
‘管理対象輸入者’の輸入する製品は安全性または信頼性低下のリスクがあるのでこれら製品に対しては5~30回連続精密検査を実施する。
特に‘管理対象輸入者’のうち虚偽の輸入申告をした者、輸入検査関係者に金品・饗応を提供した者は特別管理対象として食品安全情報ポータルホームページ(www.foodsafetykorea.go.kr)に名簿を公開し、これら輸入者が輸入するすべての製品は1〜2年間集中検査する。
今後「輸入食品安全管理特別法施行規則」を改正して輸入検査関係者に金品・饗応を提供した輸入者は直ちに営業登録を取り消す予定である。
○一方精密検査回避目的で製品輸入申告を自ら取下げる場合を防止するために、輸入業社が特別な事由なしに輸入申告を自ら取下げてから再輸入申告した場合には該当の製品を精密検査対象として管理する。
※ 精密検査: 物理的・化学的または微生物学的方法によって実施する検査で書類検査と現場検査を含む
□ 輸出国製造業者の製造工場管理実態を事前に確認点検して製品の安全を確認して食薬処に優秀輸入業者としてに登録された‘優秀輸入者’が輸入する事前管理製品は迅速通関される。
○ また、安全性が確保されて不合格発生可能性が低い食品を輸入する‘優秀輸入業者’に対しては一定期間簡素化された輸入申告手続きを適用して迅速通関する‘計画輸入制’を取り入れる予定である。
※ 計画輸入制: 輸入者が特定食品を繰り返し輸入する場合、初回輸入時に年間輸入計画書を提出して審査の結果問題がない場合、定められた時期に予想物量を迅速通関することができるように事前承認する制度
食薬処は不正・不良食品輸入者は‘管理対象’に分類して市場退出を誘導し、‘優秀輸入者’は積極優待して安全な輸入食品が流通することができる構造を定着させて輸入食品安全管理に対する国民の信頼を高めると発表した。