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マクワウリのCODEX登録で韓国マクワウリの輸出に大きな助けに

畜産物基準課/残留物質課 2016-05-04
http://www.mfds.go.kr/index.do?mid=675&pageNo=1&seq=31553&cmd=v
食品医薬品安全処は第48次国際食品規格委員会(CODEX)残留農薬部会(4.25〜4.30、中国中経)で韓国代表団の積極的な要請により国際食品分類になかった‘国産マクワウリ’が‘メロン類’に分類されて‘Korean melon’が国際名称に採択されたと発表した。
○ 国産マクワウリがメロン類に分類されたためCODEXに設定されたメロンの31農薬の残留許容基準を活用することができ、香港、シンガポールなど一部国家への輸出がEU、東南アジアなどに拡大できるようになった。
食薬処は2015年から国産マクワウリがメロン類に分類されるようにCODEXに関連根拠資料を提出するなど多様な努力をしてきた。
また、今回の会議で韓国が提案した人参類に対する農薬テブコナゾールの残留許容基準が国際基準として採択された。
※採択基準: 水参(0.15mg/kg)、乾参及び紅参(0.4mg/kg)、人参濃縮液(0.5mg/kg)
食薬処は2011年から人参製品の輸出支援のために韓国で人参に使う農薬の残留許容基準を国際農薬基準にしようと持続的に協議をして来ている。
※ 人参類輸出実績(’15): 5,914トン(155百万ドル)
□ 食薬処は国産マクワウリ、人参製品だけでなく今後もパプリカ、唐辛子など他の国産農産物の輸出も促進するため持続的に国際基準設定を推進する。