食品安全情報blog過去記事

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新しい農薬ガイドラインはリスクの高い毒素を速やかに廃止することを探る

New pesticide guidelines seek faster phase-out of risky toxins
10 May 2016
http://www.fao.org/news/story/en/item/413715/icode/
FAOとWHOはハザードの高い農薬を取り扱うためのロードマップを提供
先進国では最早使用が認められていない毒性の高い農薬が途上国ではまだ使われている。特に途上国の小規模農家は必要な防護装備を身につけずに使用していてリスクが高い。訓練を受けていない人たちが広く使っているため、中毒や食品や環境を汚染することになる。
中毒事例の多くが極一部の毒性の高い化合物によりおこっており、それらを毒性の低いものに代えることが望ましい。代用品が無い場合にはリスク緩和対策が必要である。
FAOは各国の援助のためにガイドラインを作成した。また農薬認可の際のハザードとリスクを評価するのを支援するための農薬登録ツールキットも発表した。