食品安全情報blog過去記事

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ヘルスカナダはW-18についての立場を明確にする

Health Canada clarifies position on W-18
June 13, 2016
http://healthycanadians.gc.ca/recall-alert-rappel-avis/hc-sc/2016/58866a-eng.php
この情報の目的は、有害な可能性があり規制対象薬物法(CDSA)での対応をとっているW-18についてのヘルスカナダの立場を明確にすることである。
ヘルスカナダはW-18を合成オピオイドと呼んできた。それは複数の信頼できる情報源からW-18がオピオイドに分類されていること、公開されている限られた情報からW-18が鎮痛作用に置いてモルヒネに類似するということからである。
しかしこの分類について最近多数の信頼できる情報源から疑問が提示されている。現時点ではW-18が人体のオピオイド受容体に結合するかどうかがわかっていない。ヘルスカナダは現在進行中の研究について承知しており、新しい情報が入手でき次第評価する。
ヘルスカナダはW-18とその関連化合物をCDSAの表Iに加える予定であるが、この決定は一連の要因を考慮した後に行われる。