食品安全情報blog過去記事

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コーヒーのがんリスク格下げ(熱いものを飲まなければ)

Coffee's cancer risk downgraded (as long as you don't drink it hot)
Thursday June 16 2016
http://www.nhs.uk/news/2016/06June/Pages/Coffees-cancer-risk-downgraded-as-long-as-you-dont-drink-it-hot.aspx
Guardianが「非常に熱い飲料はがんの原因になるかもしれないがコーヒーは違う、とWHOがいう」と報道した。IARCのレビューが65℃以上で飲む飲料のみががんリスクとなると結論した。このワーキンググループの報告はコーヒーとマテと非常に熱い飲料の発がん性を再評価した。コーヒーは1991年に発がん性の可能性があると分類されたが、今回以前の分類を取り下げて、関連するという疑いは熱さのせいだろうと示唆した。Daily Mirror やDaily Mailもこの話を伝えた。Mirrorはお茶のカップを約5分置いておけば安全になると報道した。Mailは店舗で買ったブラックコーヒーは66-81℃なのでしばらく待つのが最良だと報道した。
現状、喫煙や飲酒のほうが食道がんにとってより大きな、そして良くわかっているリスクである。