Lead poisoning and health
Updated July 2016
http://www.who.int/mediacentre/factsheets/fs379/en/
・鉛は人体に蓄積する有害物質で多くの影響があるが特に小さい子どもに害が大きい
・子どもの鉛暴露は毎年60万人の新たに診断される子どもの知能障害に寄与すると推定される
・鉛暴露は年143000人の死亡原因と推定され特に途上国で負担が大きい
・鉛暴露は世界の虚血性心疾患の約4%、脳卒中の5%に寄与すると推定されている
・鉛暴露による負担の約半分が東南アジア地域で、西太平洋と地中海東部がそれぞれ1/5
・鉛は人体では主に脳、肝臓、腎臓、骨に分布する。骨や歯に貯蔵され時間とともに蓄積する。ヒトの暴露量は血中濃度の測定で評価される。
・安全な量は知られていない
・鉛中毒は予防できる
重要な暴露源は採鉱、精錬、製造業やリサイクル、鉛入りの塗料やガソリン。世界の鉛消費量の3/4は自動車のバッテリー。他に色素、塗料、はんだ、ステンドグラス、クリスタルガラス、銃弾、陶器の釉薬、ジュエリー、おもちゃ、化粧品、伝統薬などに使用されている。水道管に鉛が使われている場合がある。
