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RASFF:欧州の食卓の食品を監視して35年、これまで以上に効果的に

Rapid Alert System for Food and Feed: more efficient than ever after 35 years of watching over the food on European plates
Daily News 26 / 08 / 2016
http://europa.eu/rapid/press-release_MEX-16-2907_en.htm
RASFF 2015年年次報告書発表。
昨年欧州委員会が受け取った通知は3049でそのうち775が重大な健康リスクについてのものだった。そのような通知への対応率は23%増加し、フォローアップ通知が4030になった。最も多く通知されたリスクには魚の水銀、ナッツのアフラトキシン、野菜や果物のサルモネラなどがある。1979年に始まったこのシステムは進化しつづけている。
報告書は以下から
Latest RASFF publications
http://ec.europa.eu/food/safety/rasff/reports_publications/index_en.htm
報告書とインフォグラフィクス
化学物質関連ではアレルゲンが多い。成分別では表示されていない亜硫酸と乳製品、卵、大豆、ピーナッツ、グルテン、アーモンド
アーモンドについてはスパイス(クミンやパプリカ等)からアーモンドタンパク質が検出されたというニュースがあり、アーモンドの殻を使っていた事例が確認されている
残留農薬についての通知はやや減って402。一番多いのはリスクについて決定せず‘undecided’ riskの189件だが、これは2016年からリスク評価を義務づけることで変更予定。
マイコトキシンの通知は475で2014年の359から相当増加で、主にアフラトキシンによる。(ピーナッツに髑髏マークつけた写真が挿入されている)
またRASFFのプラットフォームを用いて食品偽装ネットワーク(FFN)も働いている。2015年は108件。
図表多数