食品安全情報blog過去記事

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その他

White House Will Have To Justify Kratom Ban
09/08/2016
http://dailycaller.com/2016/09/08/white-house-will-have-to-justify-kratom-ban/#ixzz4JjrlGmlJ
KratomをSchedule I薬物に分類しないよう要請する申請に10万以上の署名が集まり、オバマ政権に対応が迫られる。
麻薬取締局が8月30日にKratomをSchedule I麻薬に分類する暫定的決定に対してホワイトハウス請願サイトに「KratomをSchedule I薬物にしないで」という名前の請願ができた。ホワイトハウスの請願対応方針では30日以内に10万以上の署名があると60日以内に対応することになっている。

  • フロリダの84人の妊娠女性がジカウイルス感染

84 Pregnant Women in Florida Infected With Zika Virus
http://www.thedailybeast.com/cheats/2016/09/09/84-pregnant-women-in-florida-infected-with-zika-virus.html?via=desktop&source=copyurl
フロリダ保健当局が木曜日に確認した。マイアミ大学で行われたウイルスについての会議で、医師らは感染した女性達に人々にこの問題に注意喚起するため公の場で話して欲しいと薦めてきたがこれまで同意したのはたった一人だった。このフォーラムはJackson記念病院で、感染した女性の赤ちゃんが小頭症であることを確認された次の日に行われた。
これまで州での56症例が地元感染、604症例が旅行者である。

  • ACCCは害がないと宣伝している電子タバコ販売者に対する訴訟を開始

ACCC starts court action against e-cigarette seller over non-toxic claim
September 9 2016
http://www.smh.com.au/business/consumer-affairs/accc-starts-court-action-against-ecigarette-seller-over-nontoxic-claim-20160909-grcn2x.html
ACCCは有害物質フリーと宣伝しているJoystick社の電子タバコからホルムアルデヒドアセトアルデヒド、アクロレインなどを検出している。

  • スタチンの害は誇大に宣伝され、利益は過小に評価されている、Lancetのレビューが示す

Statins harms exaggerated, benefits underestimated, major Lancet Journal review shows
September 9 2016
http://www.smh.com.au/national/health/statins-harms-exaggerated-benefits-underestimated-major-lancet-journal-review-shows-20160909-grchv2.html
2013年に副作用について強調した論文がBMJに発表され、メディアに大きく取り上げられ後にBMJがそれは欠陥のあるデータに基づいた間違ったものだったと否定したものの患者の信頼を下げた。オーストラリアではさらに放送基準違反のテレビ番組シリーズが心疾患の原因がトランス脂肪やコレステロールではなくスタチンだと放送し多くの人がスタチンを止めた。(番組はテレビ局のウェブサイトから削られている)
LancetのRichard Hortonはスタチンに関する間違った情報をMMRワクチンと自閉症を関連させた悪名高い、今は取り下げられた研究と比較している。全ての雑誌や科学者が学ぶべき教訓がある。
Interpretation of the evidence for the efficacy and safety of statin therapy
http://www.thelancet.com/journals/lancet/article/PIIS0140-6736(16)31357-5/abstract

Alberta doctor regulator acknowledges physician role in prescribed opioid epidemic
Sep 09 2016
http://www.metronews.ca/news/calgary/2016/09/08/alberta-regulator-acknowledges-prescribed-opioid-epidemic.html
College of Physicians and Surgeons of Alberta (CPSA)が安全な処方基準案を作る議論をするための木曜日の会合で、一部の医師が鎮痛薬を過剰に処方してきたことを認識。

  • H. G. Wells からStar Trekまで SFの歴史的真実

Natureエディトリアル
The historic truth about science fiction from H. G. Wells to Star Trek
07 September 2016
http://www.nature.com/news/the-historic-truth-about-science-fiction-from-h-g-wells-to-star-trek-1.20540
SFは未来と同じくらい過去と戦っている

NatureがH. G. Wellsの生誕150年とスタートレック50年を記念してSF特集
Science. Fiction.
http://www.nature.com/news/scifi-special-1.20529
1966年9月にスタートレック第一話が米国のNBCテレビで放送された

  • フランスがワクチンの安全性について最も懐疑的

Scienceニュース
France most skeptical country about vaccine safety
By Jon CohenSep. 8, 2016 ,
http://www.sciencemag.org/news/2016/09/france-most-skeptical-country-about-vaccine-safety
EBioMedicine に報告されたLondon School of Hygiene & Tropical Medicineの人類学者Heidi Larsonらによる研究。67ヶ国65000人以上の人にインタビューして「ワクチンは安全」に合意しない人がフランスは41%。他国の平均は12%。バングラデシュは0.2%。(日本は調査対象になっていないようだ)
フランスは最近B型肝炎ワクチンと多発性硬化症の証明されていない関連、HPVワクチンと少女の疲労の副作用についての「不安」を経験している。また2009年のH1N1のパンデミック対策としてのインフルエンザワクチンにも強い抵抗を示した。
この調査は2015年9-12月に行われたもので、同時に予防接種は有効か、子どもにとって重要か、信仰などについても聞いている。子どもにとっての重要性に最も懐疑的なのはロシアで17.1%、有効性に疑いがあるのはボスニアヘルツェゴビナで27.3%。
信仰は複雑で、モンゴルでは半分が仏教徒であるが50.5%が予防接種は信仰に適合しないと言っている。しかし詳しくみると特定の信仰より住んでいる地域のほうがワクチンへの態度に影響が大きい

European region most skeptical in the world on vaccine safety
8-Sep-2016
http://www.eurekalert.org/pub_releases/2016-09/lsoh-erm090716.php

  • 子どもに食品を宣伝する規則を厳しくするよう要請−ニュースから

SMC NZ
Call for tighter rules on advertising food to kids – In the News
September 9th, 2016.
http://www.sciencemediacentre.co.nz/2016/09/09/call-for-tighter-rules-on-advertising-food-to-kids-in-the-news/
オークランド大学の研究者らが、ニュージーランドは不健康な食品を子どもに宣伝するのを止めさせるよう厳しい基準を採択すべき、という。
研究者らは本日発表されたNew Zealand Medical Journalに書いている。
いくつかのメディアがそれを報道している。
報道へのリンク