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糖類1日の栄養成分の基準値100gに設定 

栄養安全政策課 2016-09-09
http://www.mfds.go.kr/index.do?mid=675&seq=33386
「食品等の表示基準」一部改訂
食品医薬品安全処長は糖類の1日栄養成分基準値を新設してビタミンD、炭水化物など既存の栄養成分基準値を現実にふさわしく再設定することを主要内容にする「食品等の表示基準」を9月9日改訂告示した。
主要内容は▲糖類1日栄養成分基準値を100gに新設▲栄養成分中ビタミンD(5μg→10μg)、炭水化物(330→324g)、脂肪(51→54g)の基準値調整、である。
来る‘18年からは食品表示に糖類の含量とともに今回新設される1日栄養成分基準値(100g)に対する割合(%)も一緒に表示される。
新設される糖類の1日栄養成分基準値は添加糖を含む総糖類のことで添加糖が含有された加工食品のみならず果物・牛乳など一日のうち食品から取る可能性のあるすべての糖類を考慮して100g(2,000kcal基準)を基準値に設定した。
※ 1日栄養成分基準値: 消費者が一日の食事の中で該当食品が占める栄養的価値をよりよく理解して、食品間の栄養成分を容易に比べられるように食品表示に使う栄養成分の平均的な1日摂取基準量(食品等の表示基準)。参照で、外国の場合にも総糖類の概念で1日栄養成分基準値を設定しているし、イギリス・EUは総糖類90g、カナダは総糖類100gを基準値にそれぞれ設定している。
また、'韓国人栄養素摂取基準の改訂事項を反映して1日栄養成分基準値をビタミンDは10μg、炭水化物は324g、脂肪は54gに調整した。