食品安全情報blog過去記事

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FVO査察報告書

SE Sweden - Organic production and labelling of organic products
28/09/2016
http://ec.europa.eu/food/audits-analysis/audit_reports/details.cfm?rep_id=3671
2015年9月14〜25日に実施されたオーガニック生産及びオーガニック製品の表示管理評価に関する査察。全体的に効果的であるが、いくつか弱点があり、すでに着手されている。弱点は主に管理団体の管理計画と配信、特に追加の抜き打ち検査とサンプリング、予防手段を導入する重要な段階での管理者による識別に関連している。さらに国の制裁一覧がなく、2015年末までの解決が求められている違反事例の効果と一貫性を妨げている。製品のトレーサビリティは強化が必要ではあるがおおむね効果的である。

  • コスタリカ―オーガニック生産及びオーガニック製品の表示

CR Costa Rica - organic production and labelling of organic products
28/09/2016
http://ec.europa.eu/food/audits-analysis/audit_reports/details.cfm?rep_id=3673
2016年2月23日〜3月4日までコスタリカで実施された、効果的な適用生産規則が欧州委員会に伝えられていることと、その送達管理システムの効果的な実践を確認するための査察。コスタリカはオーガニック製品の管理認定システムを確立している。管理とモニタリングは概ね国の指定頻度で実施されている。公的管理は管理団体に委任されているが、当局は数多くの検査を行うなど積極的な役割を担っている。違法検出の際は効果的な強制措置が取られている。だが、生産者グループで実施される管理不備の指摘ができていないなど多くの欠点が確認されたことで管理システムの効果は弱められている。

  • 管理団体―オーガニック生産基準と管理方法

XC Control Body - organic production standards and control measures
28/09/2016
http://ec.europa.eu/food/audits-analysis/audit_reports/details.cfm?rep_id=3672
2016年2月26日〜3月8日にタイで実施された、オーガニック生産基準と管理団体による管理方法の申請を評価するための査察。概して管理団体による管理認証システムは、EUに輸出するオーガニック製品が規則に従って生産されていることの十分な保証を提供できていない。特に、
・管理中の違法な/あるいはリスクが検出された製品に関連管理者のリスク評価が確実に考慮されているかが保証されていない。
・管理団体の検査官は、管理者の表示とトレーサビリティシステムを見過ごして失敗を招き、検査中に提供された情報を適切に検証していない。
・サンプリングは疑われる時に行われず、サンプルを分析する際は非公認施設を使用し、検査結果の信頼性を弱めている。
・汚染源の検出調査は質が悪く、深刻な再発する違法が適切に確認されない及び/または追跡調査されないため、管理団体のオーガニック生産規則は不十分である。
・所定の輸出認証システムは、EU輸出用オーガニック製品の証明書が関連するEU規則に従って発行されていることを保証していない。

  • トルコ―植物由来食品の農薬

TR Turkey - Pesticides in food of plant origin
28/09/2016
http://ec.europa.eu/food/audits-analysis/audit_reports/details.cfm?rep_id=3674
2016年4月12〜19日にトルコで実施された、EU輸出用植物由来食品の残留農薬についての管理評価の査察。当局は残留農薬の公的管理を強化し、総合的害虫管理をよりよく使用するために温室の性能を高める包括的な方法を採用した。その方法で国内と輸出市場両方の農薬の最大残留量を順守する包括的な改善を提供できる。生産システムの近代化と順応工程が進行中だが、小規模生産者と輸出者の自己管理不足のため公的管理は十分に保証できていなかった。その結果、ペッパーや、とりわけ旧式の温室のキュウリの生産者の農薬不正使用を防げなかった。レモンの残留ビフェニルを突き止める最初の調査が実施された。残留農薬研究所ネットワークは前回の査察より大幅に改善され、分析は管理効果を上げている。前回の査察の助言は取り上げられているが、ギャップが確認されている。