食品安全情報blog過去記事

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知識の交差点―科学モデルとツールへのオープンアクセス

Knowledge Junction – open access to scientific models and tools
14 November 2016
http://www.efsa.europa.eu/en/press/news/161114
この15年間以上EFSAが使用してきた科学的モデルは新しいEFSAのコミュニティーで一つにまとめられた:Knowledge Junction(知識の交差点)である。モデルは共有、引用することができ、自分のモデルを提出することも可能である。これらのツールの選択は新しいEFSA統計モデルプラットフォームのウェブアプリケーションとしても利用できる:モデルを選択し、データを更新し、解析を実施させるだけで結果を表示する。モデリングは―新しい「科学を理解する」ビデオで説明しているように―今日の科学的リスク評価で重要な役割を担っている(以下参照)。
EFSAのリスク評価と科学的支援の代表であるHans Verhagen教授は述べた:「私たちが使ってきたすべてのモデルを、食品と飼料のリスク評価に関心のある人が利用できるように、この新しいコミュニティープラットフォームを作った。私たちの目的は透明性と再現性と根拠の再利用を改善することである。誰でもこれらのツールを―たとえば、EFSAの科学的データ倉庫の情報と一緒に―自由に利用できる。
「重要なのは」と彼は付け加えた、「私たちは広範なリスク評価コミュニティーの恩恵のために、自分の補強根拠とツールを投稿するよう他の人々に薦めている。これは科学的能力を強化し、欧州の食品安全にさらに寄与するだろう。」
モデルとは?
知識の交差点の開始を知らせるため、EFSAは科学モデルの重要性を説明するビデオを制作した。科学者がEFSAや全世界で評価方法論の開発に関するニュース、見解、ツールを共有し参加できる新しいツイッターチャンネル@Methods_EFSAも開始した。LinkedInの議論グループがすぐに続く予定である。
What is a model? ビデオ
モデルは物事がどのように働き、あるいは働く可能性があるかを科学者が理解するのに役立てる、現実を単純化して表現したものである。モデルはおもちゃの電車セット、地図、バスの時刻表のように単純なものであることがある。だが、モデルは既知のものの単なる説明や表現というよりもっと野心的なものでありうる。それらは、ある一連の状態や状況を前提として、知られていないものを理解したり起こりうることを予測したりするのに役立つ。これがリスク評価者の作業に大変重要である理由である。さらに理解するためにビデオをご覧ください。
知識の交差点の使用についての追加情報
知識の交差点は、アップロードされたアイテムに固有のデジタルオブジェクト識別子Digital Object Identifierをつけて引用可能にする、EU資金によるZenodo研究共有プラットフォーム上で運用している。提出できるものには報告書、データセット、画像、ビデオ、研究所の成果、ソフトウェア、ツール、モデル、コード、プロトコール、研究品質評価計画、FAQsを含む。
内容はその後、EFSAの科学者やほかの新しいリスク評価を準備している人が引用し再利用することがある。リスク評価コミュニティーと関係者への価値のあるモデルとツールは、EFSAの統計モデルプラットフォームを通してウェブアプリケーションとして徐々に入手可能になるだろう。

・知識の交差点
https://zenodo.org/communities/efsa-kj?page=1&size=20

・EFSA統計モデル(例を見るには―ログオン:guest、パスワード: guest)
https://efsa-models.openanalytics.eu/login?back_url=https%3A%2F%2Fefsa-models.openanalytics.eu%2Fprojects%2Fribess%2Fwiki