- 米国のがんムーンショットは研究と予防のバランスをとらなければならない
Natureエディトリアル
US Cancer Moonshot must strike a balance between research and prevention
22 November 2016
http://www.nature.com/news/us-cancer-moonshot-must-strike-a-balance-between-research-and-prevention-1.21025
資金提供が不確実な中、米国の構想は派手な研究を優先して効果があることがわかっている計画を無視すべきではない
Donald Trump大統領が何をし何をしないのかが米国やより広範な社会が知ろうとする中、一つだけはっきりしていることがある：一部の共和党議員は大統領が就任する1月まであまり仕事をしないだろう。これはBarack Obama大統領の科学への巨額の資金提供の一部が次の年まで放置される可能性があることを意味する。
がんムーンショットイニシアチブには不確実な部分がある。ここ数ヶ月、たくさんの野心的研究プロジェクトが提案され、どれを優先するかも課題である。印象的で人目をひく研究を選びたくなるがムーンショットの強みのひとつは研究を現場で実用化することの強調である。平凡なローテクプロジェクトへの強調は継続すべきである。例えば効果が証明されているがん予防技術の拡大である。喫煙者を減らすための研究、大腸がん検診、HPVワクチンなど。
健康研究においては雑誌の記事になる基礎研究ばかりが好まれて予防や実施のための社会科学は正しく評価されてこなかった。バランスをとるべきである。
コンシューマーラボ
Product Review: Aloe Liquids, Gels, and Supplements
Initial Posting: 2/15/15 Last Update 1/2/16
https://www.consumerlab.com/reviews/aloe_supplements_gels_drinks/aloe/
コンシューマーラボのレビューに合格したのはたった50%
更新情報のところに、CLの検査でアロエベラがほとんどあるいは全く含まれないという結果だった製品の販売業者が、その製品は100%アロエベラゲルだと主張しているという情報が寄せられた、とある。検査では合成ポリマーなど多数の化合物が検出されているがアロエ成分は検出されていない。
（100%原材料なんて製品としてはあり得ないので嘘。堂々と嘘を宣伝する業者はそういうところだということ）
- 感謝祭についてあなたが知らないだろう11のこと
11 things you may not have known about Thanksgiving
Business Insider
http://www.businessinsider.com/things-you-may-not-know-about-thanksgiving-2016-11
１． 米国にはターキーTurkeyという名前の場所が3ヶ所ある
２． Macyの最初の感謝祭のパレードはセントラルパーク動物園の生きた動物を使った
３． もともとジングルベルは感謝祭の歌だった
４． デトロイトライオンズはいつも感謝祭の日にゲームをする
５． 感謝祭の前日の夜が米国のバーの売り上げが多い
６． 最初のテレビディナーは感謝祭の残り物から
７． ベンジャミン・フランクリンはシチメンチョウを米国の国鳥にしたかった
８． トーマス・ジェファーソンは大統領だったとき感謝祭をキャンセルした
９． FDRは感謝祭の日を変えようとしてたくさんの問題をひきおこした
１０． 米国ではミネソタが最大のシチメンチョウ生産地
１１． 伝統的に毎年大統領が一羽のシチメンチョウに恩赦を与える−しかしいつ始まるのか誰も知らない
- 両親に警告：リコールされたおもちゃがオンラインでまだ売られている
Warning for Parents: Recalled Toys Still Being Sold Online
http://abcnews.go.com/WNT/video/warning-parents-recalled-toys-sold-online-43766949
（動画）
(これはネットショップの問題だけれどリサイクルも、ものによってはハイリスク)
- 朝食にアイスクリームを食べると賢くなる、科学者が主張
Eating Ice Cream For Breakfast Makes You Smarter, Scientist Claims
24/11/2016
http://www.huffingtonpost.co.uk/entry/eating-ice-cream-for-breakfast-makes-you-smarter-scientist-claims_uk_5836bd56e4b0207d19175623
日本の東京のKyorin大学のYoshihiko Koga教授が朝起きてすぐアイスクリームを食べるとコンピューターを使った精神試験の成績が良いと言う。しかし英国の栄養士は毎朝アイスクリームを食べることは薦めない。
（以下略。馬鹿な実験扱いされている
これ？
http://www.excite.co.jp/News/column_g/20161117/Allabout_20161117_2.html
大手菓子メーカーと杏林大学の古賀良彦教授が共同で行った実験）
- 口のがんが20年で68%増加−そして不健康なライフスタイルが非難される
Mouth cancer rates up 68% in 20 years – and unhealthy lifestyles are to blame
http://www.independent.co.uk/life-style/health-and-families/health-news/mouth-cancer-rates-up-68-report-unhealthy-lifestyles-alcohol-smoking-herpes-a7436981.html
喫煙者はリスクが高く、飲酒、不健康な食事、ヘルペスも関係する
Cancer Research UKの新しい数値によると、口のがんは1993年から1995年には10万人当たり8例だったのが2012年から2014年は13に増加した。50才以下の男性では67%増えて、20年前は年に340例だったのが今は640例である。
特にリスクが高いのは喫煙者。
- 砂糖税は良い考え？
Is a sugar tax a good idea?
Wednesday 23 November 2016
http://www.abc.net.au/radionational/programs/drive/is-a-sugar-tax-a-good-idea/8051400
水曜日にGrattan研究所がオーストラリアで砂糖税を導入することを主張する報告書を発表した。彼らはそのような税で肥満によるコストを回収するのに役立つという。
Pediatrician group wants feds to protect youth when recreational pot legalized
November 24, 2016
http://barrie.ctvnews.ca/pediatrician-group-wants-feds-to-protect-youth-when-recreational-pot-legalized-1.3175821
カナダ小児科医会が連邦政府に、来年の娯楽用大麻合法化計画において子どもや若者を守るための対策をとるよう強く求める。販売についてタバコや酒のような年齢制限を求める。またクッキーやお菓子のような子どもにとって魅力的な製品に大麻を入れることは禁止すべき。
- 中国はカナダのオピオイド危機における役割を認める
China acknowledges role in Canada’s opioid crisis
November 24, 2016
http://www.theglobeandmail.com/news/national/rcmp-reaches-agreement-with-china-to-combat-flow-of-fentanyl-to-canada/article33019084/
中国政府がカナダの違法フェンタニル対策でカナダ警察と協力することに合意
