食品安全情報blog過去記事

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2016年、海外のインターネット直接購入製品検査の結果、

食品管理総括課/新型有害物質のチーム 2016-11-21
http://www.mfds.go.kr/index.do?mid=675&seq=34467
食品医薬品安全処は’16年海外インターネットサイトでダイエット効果・性機能改善・筋肉強化を標榜する計1,215製品を収去・検査した結果、128製品から食品に使うことができない有害物質が検出されたと発表した。
海外危害情報及び収去・検査で確認された不法製品情報を関税庁に提供して通関段階で遮断しインターネットで購入できないように放送通信委員会に該当のサイト遮断を要請した。
今回の収去・検査は国内消費者はインターネットサイトでダイエット効果、性機能改善などを標榜する製品の安全性を確認するために実施した。
※ ’11.12.〜’16.2. 海外直販を通じて食品(健康食品含む)を購入した人は約110万人と推定されて(関税庁が個人通関固有符号を発給した337万人に電子商取引市場の中での食品の割合33%を適用)、通関件数は’14年380万件、’15年476万件、’16年6月基準272万件
‘New slim-30’などダイエット効果を標榜した532製品中で55製品からヨヒンビン、センノシド、シブトラミンなどが検出された。
特に、‘Fastin-XR’と‘Lipotherm’2製品からは覚醒剤であるアンフェタミン異性体のベータメチルフェニルエチルアミン (β-methylphenylethylamine、BMPEA)が検出された。
‘SLIM FX’など7製品からはヨヒンビン、ベータフェニルエチルアミン、ベータメチルフェニルエチルアミンなど2種以上成分が同時に検出された。
‘Power king’など性機能改善を標榜した345製品中60製品からはイカリイン、ヨヒンビンまたはシルデナフィルタダラフィルなどが検出された。
‘Male response’など20製品からはシルデナフィルタダラフィルなど2種成分が同時に検出された。
‘ISA-TEST’など筋肉強化を標榜した338製品中で1個製品からはヨヒンビン、イカリインが検出された。
消費者が海外インターネットを通じて直接購入する製品は政府の安全性検査を経ないで入って来るため食品に使うことができない医薬品成分など有害物質が含有されうるので特に気を付けなければならない。