食品安全情報blog過去記事

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アルコールの公衆衛生への負荷:根拠のレビュー

The public health burden of alcohol: evidence review
2 December 2016
https://www.gov.uk/government/publications/the-public-health-burden-of-alcohol-evidence-review
このレビューはアルコールの公衆衛生への影響とアルコール管理政策の有効性を調べた
アルコールによる経済負担は年GDPの1.3から2.7%のコスト
(プレスリリースを伴っていないようだ)

  • SMC UK

PHEのアルコールエビデンスレビューへの専門家の反応
expert reaction to phe’s alcohol evidence review
December 2, 2016
http://www.sciencemediacentre.org/expert-reaction-to-phes-alcohol-evidence-review/
Stirling大学アルコール研究講師Niamh Fitzgerald博士
本日PHEが発表した報告書は英国におけるアルコール関連の有害影響負担をどうすれば減らせるのかについてのよく考えられたしっかりした解析である。価格のコントロール、入手しやすさやその他アルコールの宣伝規制が健康やその他の有害影響を減らすだろう。残念ながら英国政府はこれらの根拠は一貫して取り上げてこなかった。新しい政権が健康のために立ち上がるチャンスである。
Newcastle大学薬物の使用と政策と実施教授Peter Anderson教授
疑いようもなくこの報告は世界のアルコールに関する公衆衛生のゴールドスタンダードである。PHEはこれを公表したことを称賛されるべきだ。問題はこれを実行することで、アルコールの有害な使用はもはや許容できないということを社会的常識にしていくことである。政府はこの報告を無視できない