- セレブシェフは食品安全が実践できていない、Kansas州立大学の研究が発見
Celebrity chefs have poor food safety practices, a Kansas State University study finds
14-Dec-2016
https://www.eurekalert.org/pub_releases/2016-12/ksu-cch121416.php
有名セレブシェフ24人のテレビの料理番組100を見て、クリーンではない調理行動を発見してJournal of Public Healthに発表。23%のシェフは指を舐め、20%のシェフは髪や汚れた衣服に触った手で食品に触る。最も多かったのは手を洗わないこと、生肉と生で食べる野菜でまな板を代えないこと、肉用温度計を使わないこと。
- 乳がん遺伝子検査に与えるアンジェリーナ・ジョリーの影響
The Angelina Jolie effect on breast cancer genetic testing
14-Dec-2016
https://www.eurekalert.org/pub_releases/2016-12/hms-taj121416.php
女優が発表したあと、乳がん遺伝子検査は急増したが、それに相当する乳腺切除術の増加はみられなかった
The BMJに12月14日発表。セレブの影響は大きいが、それは必ずしも最もリスクの高い人には伝わっていない可能性があると研究者が言う。アンジェリーナ・ジョリーの証言は乳がんの遺伝子検査を有名にしたが意図せずリスクの低い人たちの過剰な検査を促した可能性がある。BRCA検査の費用は1回3000ドルで費用も相当なものになった。
- ニューヨーク市での集団中毒は強力な合成草による
Scienceニュース
Mass intoxication in New York City was caused by powerful synthetic weed
By Kai KupferschmidtDec. 14, 2016 ,
http://www.sciencemag.org/news/2016/12/mass-intoxication-new-york-city-was-caused-powerful-synthetic-weed
本日The New England Journal of Medicineに発表された新しい解析によると、7月12日にBrooklynブロック周辺で30人以上がよろめいていた事件が合成カンナビノイドAMB-FUBINACAによるものであることを報告した。
類似化合物は多数ある。同様の合成カンナビノイドMDMB-CHMICAは欧州で29人の死亡と71人の重大な有害事象報告と関連するとされている。
NEJMのような古い格の高い雑誌にゾンビのような単語が何度も出てくる論文が掲載されるのは驚き、という批判もある
“Zombie” Outbreak Caused by the Synthetic Cannabinoid AMB-FUBINACA in New York
Axel J. Adams et al.,
http://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa1610300
- 地方の病院でオピオイド依存の赤ちゃんが急増
Rural Hospitals See Surge in Opioid-Dependent Babies
Dec. 12, 2016
http://health.usnews.com/health-care/articles/2016-12-12/rural-hospitals-see-surge-in-opioid-dependent-babies
JAMA Pediatricsに12月12日に発表されたミシガン大学Nicole Villapianoらの研究。2004年から2013年の間の地方コミュニティーで乳児のオピオイド離脱症候群の率が約80%高い。2000年から2012年の間に母親のオピオイドの使用と乳児の離脱症状は5倍になったが地方と都市部で地域差がある。
