食品安全情報blog過去記事

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砂糖税は子供の肥満を減らすだろう

Behind the headlines:
Sugar tax would 'cut childhood obesity'
Friday December 16 2016
http://www.nhs.uk/news/2016/12December/Pages/Sugar-tax-would-cut-childhood-obesity.aspx
「砂糖の多い飲料への課税は子供に最も有効だろう」とBBC Newsは報じている。研究者たちがソフトドリンクに関する砂糖税の効果を予想しようとした新しい研究では、子供の虫歯と同様に子供の肥満にも効果があるだろうことを発見した。
英国のソフトドリンクに対する砂糖税案は2018年に導入される見込みである。
3つのシナリオで、研究者たちは、もし、商品の砂糖の量が減ったならば最大の健康効果が得られるだろう、ということを見出した。この選択は英国で1年ごとに約15万人の肥満を減らし、同時に25万人の虫歯を減らすと予測された。
しかし、これらは予測で、確実な効果ではない。甘い飲料の糖含量の変化は、ほかの食事からたくさんの砂糖を摂取し続ける人々にのみ効果があるだろう。
もし、あなたやあなたの子供たちが飲料を通して摂取する砂糖の量を減らしたいならば、2018年まで待つ必要はない。甘い炭酸水や加糖のスカッシュを水、低脂肪乳、ノンシュガー飲料、ダイエット飲料及び無糖飲料に変えればいいだけである。もし、炭酸飲料が好きならば、ソーダ水で果汁を薄めたものを試してみるといい。
食事から砂糖を減らすことについては以下のURLを参照。
http://www.nhs.uk/Livewell/Goodfood/Pages/sugars.aspx