食品安全情報blog過去記事

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ミラクルウォーターはバイオセキュリティリスクとなる

Miracle water poses biosecurity risk
20 Mar 2017
http://www.mpi.govt.nz/news-and-resources/media-releases/miracle-water-poses-biosecurity-risk/
ニュージーランド一次産業省はフィジーからの旅行者に罰金や処理費を避けたいなら「ミラクルウォーター」をニュージーランドに持ち込まないよう求めている。
Dawasamu地域源泉の天然水で、この未処理の水は結膜炎から失明まですべて治すことができる治癒力があると謳われている。
「懸念事項は治癒力が本当か嘘かということではなく、ニュージーランドの淡水養殖や自然環境に害を与える水媒介の病気を含んでいるかどうかである」とMPI北部旅客郵便物担当のCraig Hughesは言う。
「その地域ではミラクルウォーターと呼ばれるかもしれないが、未処理で、ニュージーランドにとってはバイオセキュリティリスクをもたらす」
MPI国境担当者は11月以来フィジーから到着する500人に上る飛行機の乗客からミラクルウォーターを押収した、と彼は言う。
「すべての到着客は国境で水の申請を求められる。持ち込みたいならば、約60ドルかかる熱処理費用を払わなければならない。申請しなければ400ドルの罰金か起訴されることになる。」
MPIは現在水に関するニュージーランドのバイオセキュリティ規則についてフィジーからの旅行者に通知するキャンペーンを行っている。このキャンペーンはナンディ空港での通知も行っている。