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食品医薬品安全処、国内・外の流通粉ミルク製品の放射能検査の結果発表 

畜産物衛生安全課 2017-03-15
http://www.mfds.go.kr/index.do?mid=675&pageNo=2&seq=36244&sitecode=1&cmd=v
食品医薬品安全処は韓国で消費する粉ミルク製品に対する放射能安全可否を確認するために国内・外32製品に対して収去・検査を実施した結果、すべての製品で放射能が不検出だったと発表した。
○ 今回の収去・検査は最近インターネットブログで海外直輸入粉ミルク製品に対する放射能安全性に問題があるという主張が申し立てられているために実施された。
収去対象は販売・収入・購入実績が比較的高い製品として、▲国産粉ミルク(7件)▲輸入販売会社が輸入した粉ミルク(11件)▲インターネット輸入代行会社が輸入した粉ミルク(12件)▲海外インターネットを通じて直接購入した粉ミルク(2件)など計32件である。
※ 3製品(インターネット輸入代行2個、正式輸入1個)は韓国消費資源から検査
○参照で粉ミルク製品に対する放射能基準は韓国の場合セシウム(134Cs+137Cs)、ヨウ素(131I)全て100Bq/kg以下でアメリカ(セシウム1,200Bq/kg、ヨウ素170Bq/kg)、EU(セシウム400Bq/kg、ヨウ素150Bq/kg)、国際食品規格委員会(セシウム1,000Bq/kg、ヨウ素100Bq/kg)など諸外国に比べて厳格に適用している。
食薬処は今回の収去・検査が粉ミルクに対する国民の漠然たる不安感を減らすのに役に立つはずと言いながら、今後とも輸入畜産物に対する放射能検査など安全管理を強化して行くと発表した。
○ 参照に海外直輸入製品の場合正式に輸入される製品とは違い安全性検査が行われていないことに注意