新型有害物質チーム/消費者危害予防政策課 2017-03-23
http://www.mfds.go.kr/index.do?mid=675&seq=36398
食品医薬品安全処食品医薬品安全評価院は国民がたくさん摂取するフライドポテト、じゃがいもスナックの製造過程で自然に発生する有害物質であるアクリルアミドが過去10年で約70%程度減少したと発表した。
○食薬処は食生活及び企業での低減化誘導政策と製造業社の低減技術開発を通じて‘16年にはフライドポテトとじゃがいもスナックのアクリルアミド平均検出量0.38mg/kgと‘06年1.35mg/kgに比べて約70%程度減少し、‘06年以後持続的に低減化を実現した。
○ これは去る10年間アクリルアミド低減化のために▲持続的な実態調査と危害性評価▲関連会社に低減化指針書普及▲中小零細企業に分析費用及びテクニカルサポートなど政策的支援▲業界の製造工程及び料理段階別改善努力などの結果によるものと分析される。
○ また、家庭及び外食企業での[アクリルアミド低減化]のために
・じゃがいも、穀類など炭水化物含量が多くてタンパク質含量が少ない植物性原料を高い温度(120℃以上)で加熱・料理する時発生し特に、160℃以上の高温で生成が急速に増加するので揚げ物温度は160℃、オーブン温度は200℃以下で料理
・じゃがいもを冷蔵保管すれば還元糖が増加してアクリルアミド生成量が増加するので冷蔵保管を避ける
・じゃがいもを60℃、45分間水に浸せばアクリルアミドを85%まで減少させるので、浸漬してから
・胡椒は味と香を加えてイヤなにおいの除去を助けるために料理したり振ってから焼くとアクリルアミド生成量が増加するのでできるだけ料理後に入れることが望ましい。
□ 食薬処は非意図的有害物質の低減化による国民健康確保のために多角的な努力を傾けて、今後ともアクリルアミド低減化を持続的に誘導する方針だと発表した。
○ 参照に去年発表した食品リスク評価結果によれば製造・加工・料理中に生成するアクリルアミドはヨーロッパなど外国と比べて低い水準であった