食品安全情報blog過去記事

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CDCは包装済みサラダに動物が入っていた件の調査を援助している

CDC assisting investigation of animal material found in packaged salad
Saturday, April 8, 2017
https://www.cdc.gov/media/releases/2017/s0408-animal-material-salad.html
CDCの専門家がフロリダ保健省とFDAと協力して、フロリダの小売店で購入した包装済みサラダに死んだコウモリが入っていた件の調査を支援している。フロリダの2人がコウモリが見つかる前にサラダを一部食べたと報告している。コウモリはCDCのラボに送られ狂犬病の検査をしている。コウモリの状態が悪く狂犬病だった可能性を判断できなかった。
狂犬病にかかった動物を食べることによる狂犬病の伝染は極めて普通でなく、ウイルスは感染動物の外ではそう長く生存できない。CDCはサラダにコウモリを見つけたヒトの評価に州当局と協力している。この状況では狂犬病伝染リスクは極めて低いと考えられるがゼロではないのでサラダを食べた二人には狂犬病暴露後の治療を始めるよう勧めている。
2017年4月8日、Fresh ExpressはOrganic Marketside Spring Mixの一部のリコールを発表している。販売されたのは米国南東部のWalmartのみ。
(いろいろな葉物が混じったもののよう。142gパック)