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食薬処、類似食品原料22種の遺伝子分析法の開発 

新型有害物質チーム 2017-04-07
http://www.mfds.go.kr/index.do?mid=675&pageNo=1&seq=36732&sitecode=1&cmd=v
食品医薬品安全処食品医薬品安全評価院は食品製造会社が不当利得を得る目的で肉眼で区別しにくい原料を使って作った不良食品を摘発するために動物性原料10種と植物性原料12種に対して遺伝子分析を利用した真偽判別法を開発したと発表した。
○ 今回真偽判別法開発は汎政府推進課題中の一つの‘不良食品根絶’の一環で、2011年から計231種の遺伝子分析法を開発して安価な薬味を交ぜた不良唐辛子粉、内臓を交ぜたにせ物チャンジャ、国産と輸入産ガンギエイなど流通食品真偽判別に活用している。
○ 今回分析法の対象食品は肉眼で区別しにくい▲ズワイガニ(紅ズワイガニ)▲ブリとヒラマサ▲サメガレイとイシガレイ▲マリーゴールドサフラン▲マリアザミとあざみ▲人参と益母草(ヤクモソウ)▲石榴とりんご▲麻の実・そば・燕麦▲ナタマメ・レンズマメ・ひよこ豆などである。
例えば大体と紅ズワイガニは蒸したり、切断・粉砕など単純加工だけでも肉眼で区別しにくくかまぼこ、ピラフ、揚げ物など多様な加工食品の原料に使われているため今回遺伝子分析法を利用して原材料を簡単に確認することができるようになった。
※ 遺伝子分析法の原理は動・植物性食品原料の特定種にだけ存在する遺伝子の特定部位を捜し出してPCRを使って増幅させる方法で切断、粉砕などの単純加工食品だけでなく多様な加工食品にも適用が可能である。
□ 安全評価院は今回開発された遺伝子分析法を収録した‘食品中使用原料真偽判別のための遺伝子分析方法’を地方自治体、留官検査機関、産業体に配布する計画で、該当の分析法を不良食品根絶のための食品安全管理に積極活用するようお願いする。
○ 判別法関連詳しい内容はホームページ(www.mfds.go.kr〉法令・資料〉資料室〉マニュアル・指針)で確認することができる