食品安全情報blog過去記事

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意見等

  • Condensyl®と男性不妊のリスク要因である精子のDNA損傷の減少:健康強調表示

Condensyl® and decreases sperm DNA damage which is a risk factor for male infertility: evaluation of a health claim pursuant to Article 14 of Regulation (EC) No 1924/2006
EFSA Journal 2017;15(5):4775 [9 pp.]. 5 May 2017
https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/4775
因果関係は立証されていない。
(オプンチア果実乾燥抽出物とNアセチルシステイン亜鉛等の混合物。4つのヒト介入試験を提出。一応まともな雑誌。でも内容を評価して根拠無しと判断。日本の機能性表示で提出されている仕様や論文よりずっとレベルが高いけれど。というか日本のは底なし)

  • 居住者、近傍者、環境リスク評価のために農薬に発表された暴露データのレビュー:最終報告

Review of the published exposure data to pesticides for residents and bystanders, and for environmental risk assessment: Final report
4 May 2017
https://www.efsa.europa.eu/en/supporting/pub/1204e
外部監査報告

  • 確証データを踏まえた直鎖鱗翅目フェロモン(SCLPs)の農薬リスク評価についての加盟国、申請者、EFSAの意見募集結果

Outcome of the consultation with Member States, the applicant and EFSA on the pesticide risk assessment for Straight Chain Lepidopteran Pheromones (SCLPs) in light of confirmatory data
4 May 2017
https://www.efsa.europa.eu/en/supporting/pub/1213e
オーストリアが会議の結果をまとめ、EFSAの科学的見解と個別に受け取ったコメントへの結論を提示している。

  • EC規則No 396/2005による食品と飼料中の残留農薬に関する報告データ(2016年データ収集)

Reporting data on pesticide residues in food and feed according to Regulation (EC) No 396/2005 (2016 data collection)
EFSA Journal 2017;15(5):4792 [48 pp.]. 3 May 2017
https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/4792
EC規則No 396/2005により、加盟国は食品サンプル残留農薬量を監視し、その監視結果をEFSAと欧州委員会に提出しなければならない。標準サンプル表記(SSD)は、食品、飼料、水に生じる化学物質の分析方法のデータをEFSAに報告するのに用いられるデータモデルである。2015年にEFSAはサンプルを説明するための適切なSSDコードを規定する完全改訂ガイダンスと2014年の残留農薬監視データを報告する分析結果を発表した。2016年5月には、2015年の農薬監視データの報告に特定SSDデータ要素をコード化するための新ガイダンスが発表された。最新の文書では、2016年に発生したデータをコード化するための特別データ要素に新コード化規定が発表された。これらの規定は以前の報告期と2016年に適用可能な新しい法律の両方の経験を考慮している。さらに、特定食品サンプルに適したコード化に関する新しい説明例が規定された。