食品安全情報blog過去記事

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論文

  • ドイツにおける慣行及びオーガニック食の二酸化炭素排出量と土地の使用

Carbon footprints and land use of conventional and organic diets in Germany
Hanna Treu et al.,
Journal of Cleaner Production
Volume 161, 10 September 2017, Pages 127–142
http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0959652617309666
・平均的普通の食事とオーガニックの食事の二酸化炭素排出量と土地の使用を評価した
・平均的普通の食事とオーガニックの食事の二酸化炭素排出量はほとんど同じだった
・オーガニックの食事は約40%平均的普通の食事より多く土地を使う
・平均的普通の食事は平均的オーガニックの食事より45%肉が多い
二酸化炭素排出量と土地の使用は動物由来食品を少なくすることで減らせる
ドイツ全国栄養調査の食品摂取データを用いて、「平均的普通の食事」はオーガニック製品を買わない人の食事、「オーガニックの食事」はオーガニック製品をたくさん買う人の食事と定義して定量した。土地を多く使うことによる温室効果ガスの排出は含まれていない。
(このページに図があるが、肉が少ないのに二酸化炭素排出量はほとんど同じってことはオーガニックの生産効率が如何に悪いかってこと?)

  • 1991年から2013年まで中部オハイオRiver Valley住民に高濃度のPFOAが発見された

High levels of PFOA found in mid-Ohio River Valley residents from 1991 to 2013
26-May-2017
https://www.eurekalert.org/pub_releases/2017-05/uoca-hlo052617.php
Environmental Pollutionに発表されたCincinnati大学の研究。22年にわたって集められた血液検体に基づき、通常より高い濃度のPFOAが発見された。上流の工業廃水による飲料水の汚染が原因と考えられる
(平均より高いって書いてあるだけで実際の数値の記載がないプレスリリース)