食品安全情報blog過去記事

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IARCモノグラフ

齧歯類の尿路に腫瘍を誘発するいくつかの化合物
Some chemicals that cause tumours of the urinary tract in rodents
http://www.thelancet.com/journals/lanonc/article/PIIS1470-2045(17)30505-3/fulltext
2017年6月のモノグラフ会合
メラミンmelamine
1-tertブトキシプロパン-2-オール 1-tertbutoxypropan-2-ol,
β-ミリセンβ-myrcene,
フルフリルアルコールfurfuryl alcohol,
ピリジンpyridine,
テトラヒドロフランtetrahydrofuran
塩化ビニリデンvinylidene chloride
全てグループ2B“ヒト発がん性の可能性があるpossibly carcinogenic to humans”
動物実験で発がん性があるという十分な根拠とヒトでの根拠は不適切あるいはデータがない
(メラミン結石とかラットのα2u-グロブリンとか、普通の生活をしているヒトにはあてはまらないことがわかっていてもIARCの判断基準だとこうなる、っていうタイプのものなので、もうやめてもいいんじゃないかという気がする)