- 長く母乳を与えることは重症の虫歯リスクをあげる
Prolonged breastfeeding ups risk of severe dental caries
June 30, 2017
http://in.reuters.com/article/us-health-breastfeeding-children-caries-idINKBN19L23K
2才以上まで母乳を与えることは、子どもが5才の時の重症虫歯リスクを、砂糖摂取量とは独立して、増やすと研究者が言う。2004年にブラジルPelotasで生まれた1129人の子どものデータを解析した。この地域では水道水にフッ素が添加されている。
5才までに約24%の子どもに重症虫歯(6本以上の虫歯)があり、約半分の子どもが少なくとも1本の歯の表面に影響があった。この集団の約1/4が少なくとも2才まで母乳を与えられていたが、その重症虫歯リスクは1才まで母乳の子どもの2.4倍だった。
Pediatricsに発表。
(だらだら母乳を与えると虫歯になりやすいというのは昔から言われていたと思うけれど。むしろ1/4が2才過ぎても母乳というのに驚く)
- フェンタニルの10倍強いと言われる恐ろしい薬物がSaskatoonの家から盗まれた
Deadly drug stolen from Saskatoon home said to be 10 times stronger than fentanyl
Jul 03, 2017
http://www.cbc.ca/news/canada/saskatoon/deadly-drug-sufentanil-stolen-saskatoon-1.4188998
警察は6月27日にスフェンタニル8瓶が盗まれたという
違法に所持されていたスフェンタニル"sufentanil"が6月27日に不法侵入で盗まれたと警察が言う
- 核を理解する
Sense about science
Making Sense of Nuclear
Published: 28 June 2017
http://senseaboutscience.org/activities/making-sense-of-nuclear/
原子力についての小冊子
近年有名な環境保護主義者たちが原子力を推進するようになってきた。映画監督や議員、ジャーナリスト、環境活動家:かつて原子力に反対していた人たちが意見を変えた
一部は加速する気候変動への脅威のため、一部は世界中で放射線暴露による長期健康影響への知見が蓄積してきたため。英国では原子力への世論の支持が2005年の26%から2013年の32%に増加している。
このガイドは原子力を推進するためのものではなく、あなたが事態を理解し決断するための情報を提供するためのものである。時代遅れの情報をもとに決めないように。
日本についての記載あり
日本は温室効果ガスの排出削減に取り組んでいたが、福島第一原子力発電所事故により公衆からの批判を恐れた政府が原子力発電所をシャットダウンし、以後温室効果ガスの排出を急増させた
「原子力無しでは地球温暖化との戦いは負けるだろう。多くの環境活動家ですら個人的にはこれを認めている」Mark Lynas
健康影響については
福島の場合、放射線の健康影響はより明確で、それによる死亡はない。人々の受けた放射線量は低く健康影響は予想されない。甲状腺がんの増加は放射線のせいではなく能動的検診のためである。
しかし他に懸念材料がある。放射線緊急事態による心理的影響と、リスクの過剰推定そのものが有害影響があった。避難による人々の日常生活の破壊は大きな影響を与えた。
以下放射性廃棄物、古い原子炉の安全性、等