食品安全情報blog過去記事

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その他

  • エコテスト(Oekotest)、7月号でチョコレート製品のミネラルオイル検査結果の発表 

危害情報課 2017-07-03
ÖKO-TEST Juli 2017
Mineralöl in Schokolade
http://www.oekotest.de/cgi/index.cgi?artnr=109684&bernr=04
ドイツ語
MFDSが紹介していたニュース
(そんなにイヤならリサイクルやめるか、包装を厳重にすればいいんだけど)

  • 「何が入っているかわからない」:十代の11人がTHC入りのクマのグミを食べて病気になった

“You don’t know what’s in it:” 11 teens get sick after consuming THC-laced gummy bears
http://fox6now.com/2017/07/09/you-dont-know-whats-in-it-11-teens-get-sick-after-consuming-thc-laced-gummy-bears/
インディアナ州La Porte郡の保安官が十代に薬物入りクマのグミを売った人物の名前を知っている。それは大麻が合法である州からきたのだろうと考えられる

  • 吸入可能なカフェイン入りココアパウダーは子どもにとって危険: Schumer

‘Snortable,’ caffeinated cocoa powder a danger to children: Schumer
July 9, 2017
http://www.amny.com/news/politics/snortable-caffeinated-cocoa-powder-a-danger-to-children-schumer-1.13790878
Coco Lokoという、新しい鼻から吸うチョコレート製品に対して、Chuck Schumer上院議員FDAに健康リスクの可能性について調査するよう要請している。
この製品はFDAが認めたわけではないが既にアマゾンなどで売っている

(これか
Coco Loko by Legal Lean™
http://legallean.com/shop?olsFocus=false&olsPage=products/coco-loko-by-legal-lean
宣伝文句がやばい感じ
鼻から食べ物を入れるのはやめた方がいいけど。)

  • キハダマグロの切り身が日本の魚屋のトレーで1分半跳ねる身の毛がよだつ動画

Gruesome video shows slice of yellowfin tuna thrashing about in Japanese fishmonger's tray for a minute and-a-half
http://www.dailymail.co.uk/news/article-4675562/Gruesome-video-shows-slice-tuna-thrashing-about.html
捌いた後の魚が動く動画がショッキングだとしてたくさんシェアされているというニュース。生きているわけではなく、神経の反応。活け締めを失敗しただけだろうと書いてあるが。
(この手の、日本人が喜ぶ「活きがいい」は欧米人には動物虐待やショッキングになる)

Gluten-free bread is toast at holy communion: Vatican
By Josie Lukey, CBC News Posted: Jul 09, 2017
http://www.cbc.ca/news/canada/calgary/vatican-gluten-free-bread-communion-1.4197035
カルガリー地域のカトリックコミュニティが教皇庁の新しい規則に反応
バチカンが、グルテンフリーウエハースはカトリックのミサでは使えないと決めた。しかし少なくともアルバータの一つの教区では特に何も計画していない
バチカンはローマカトリックの聖餐の儀式でグルテンフリーパンを使うことを禁止した。グルテンの少ないものは、それが添加物を使わずに作れる程度のタンパク質を含むなら使える。

Letter to Bishops on the bread and wine for the Eucharist
http://en.radiovaticana.va/news/2017/07/08/letter_to_bishops_on_the_bread_and_wine_for_the_eucharist/1323886
(ワインとパンは血と肉になるらしいので「ピュア」(小麦のみ)でなければならないらしい。インターネットで買うのはいいらしい。パンって言うか薄いクラッカーみたいな)

  • 大麻が合法だったら?−ニュースから

NZ SMC
What if cannabis was legal? – In the News
July 10th, 2017.
https://www.sciencemediacentre.co.nz/2017/07/10/cannabis-legal-news/
緑の党のJulie Anne Genter議員の提案による医療用大麻法案が議会で議論されているため、選挙がある今年のホットトピックスになっている。
Stuff.co.nzが「もし合法だったら?」という1週間のシリーズでこの問題に取り組んでいる。経済、政治、医学など。
医学的メリット?
オタゴ大学のJohn Ashton博士は、一部のがん患者の主張と臨床試験の根拠にはギャップがあるという。人々は気分が良くなったというがそれは多分大麻の気分への影響のせいだろう。鎮痛作用の効果すら根拠は弱い。一方長期使用には有害影響の可能性がある。がんの末期の緩和療法への使用と一般人の大麻の使用とは全く違う。
オークランド大学のMichelle Glass博士は脳へのカンナビノイド化合物の影響を調べているが、脳のがん細胞にカンナビノイドが影響するというしっかりした根拠はない、という。
(何故平和だの人工の化学物質反対だのを主張する政党が大麻を使いたがるのか?経済より心の豊かさ、というのはドーピングで達成?)