食品安全情報blog過去記事

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その他

  • プライマリーケアでルーチンで処方すべきでないもの:CCGsガイダンスについて意見募集

NHSイングランド
Items which should not be routinely prescribed in primary care: A Consultation on guidance for CCGs
Closes 21 Oct 2017
Opened 21 Jul 2017
https://www.engage.england.nhs.uk/consultation/items-routinely-prescribed/
ホメオパシー、グルコサミン、コンドロイチン、ハーブ製品、ルテイン、ある種の抗酸化物質、オメガ3脂肪酸グルテンフリー食品等
(効果がないあるいは普通に買えるなど)

  • インド政府 情報放送省

GOVERNMENT OF INDIA
MINISTRY OF INFORMATION & BROADCASTING
12, 07 2017
http://www.homeowatch.org/reg/india/mib_2017.pdf
AYUSH省からアーユルベーダ、シッダ、ウナニ、ホメオパシー薬の誇張あるいは不適切な主張の広告を放送しているチャンネルは消費者を誤解させ健康リスクとなるという通知があった。広告や番組で自称ドクターやグルやvaidhらによる健康問題の魔法の解決法が提供されている。これらは違法である。

  • リソースの少ない状況で健康に関する選択肢の情報を伝える

Informing health choices in low-resource settings
Laura Gauer Bermudez et al.,
The Lancet.Volume 390, No. 10092, p336–338, 22 July 2017
http://thelancet.com/journals/lancet/article/PIIS0140-6736(17)31290-4/fulltext
デジタル時代になって、信頼できる健康情報にアクセスできるようになったと同時に間違った情報が拡散する。The Lancetに報告されたAllen NsangiらとDaniel Semakulaらのウガンダでの健康リテラシー教育介入試験は学校ベースの子どもと親を対象にしたもので、青少年早期の子ども達がクリティカルシンキング技術を構築するのに重要である。小学生(10–12才)は健康リテラシースキルを学ぶことができる。
(いろいろ略。日本だと小学校の先生が鍵ということになるのだけれど。)