食品安全情報blog過去記事

はてなダイアリーにあった食品安全情報blogを移行したものです

'17年上半期の輸入食品の動向を発表 

輸入検査課 2017-07-27
http://www.mfds.go.kr/index.do?mid=675&pageNo=2&seq=38151&sitecode=1&cmd=v
食品医薬品安全処は‘17年上半期輸入食品規模が輸入金額では128億5300万ドル、重量では935万2千トン、件数では332,313件であり、162ヶ国から輸入されたと発表した。
○ ‘16年上半期に比べ金額は15.9%(’16年上半期110億8800万ドル)、重量は7.7%(’16年上半期868万5千トン)、輸入件数は9.1%(’16年上半期304,650)増えた。
※ ‘16年度全体輸入実績: 金額262億8269万ドル、重量1,726万1千トン、件数625,443○輸入食品は加工食品、健康機能食品、器具及び容器・包装、農・林産物、水産物食品添加物、畜産物など7品目群に区分される。
□ 今年上半期輸入食品の重量、金額、申告件数を国家別に分析すれば、重量と金額ではアメリカ、輸入申告件数では中国が一番多かった。
○重量ではアメリカが242万4千トンで一番多く、オーストラリア(176万トン)、中国(144万7千トン)、ロシア(52万8千トン)、ブラジル(33万7千トン)の順だった。
○金額はアメリカが30億2100万ドルで一番大きくて、中国(20億2400万ドル)、オーストラリア(13億900万ドル)、ベトナム(5億5800万ドル)、ドイツ(4億7600万ドル)順だった。
アメリカからは牛肉と豚肉、中国はステンレス器具・容器・包装と米、オーストラリアは牛肉及び精製・加工を経なければならない食品原料(植物など)、ベトナムからは冷凍海老と冷凍イイダコ、ドイツからは豚肉とチーズが主に輸入された。
○ 輸入申告件数は中国84,120、アメリカ48,159、日本22,928、タイ14,130、フランス13,595の順だった。
今年上半期主要輸入品目を重量、金額、申告件数基準で分析した結果は次のようである。
○ 輸入量が多い品目は砂糖原料(原糖)、精製・加工を経なければならない食品原料(130万4千トン)、小麦(121万6千トン)、トウモロコシ(114万3千トン)、大豆(79万3千トン)、豚肉(29万7千トン)順だった。
品目群別上位10品目中去年同期間にくらべ輸入量が一番多く増加したのは食品用ポリエチレン容器・包装(183%)、米(129%)、器具類中木材類(127%)、EPADHA含有油脂(94%)、冷凍イカ(89%)などだった。
EPA: エイコサペンタエン酸、DHA: ドコサヘキサエン酸
○輸入金額では牛肉(11億9950万ドル)、豚肉(9億3080万ドル)、精製・加工用食品原料(8億1880万ドル)、大豆(3億7660万ドル)、小麦(2億7230万ドル)順だった。
品目群別上位10品目中去年同期間に比べて金額が一番多く増加したのは硝子器具・容器(174%)、冷凍イカ(167%)、羊肉(163%)、ポリエチレン(143%)、米(102%)などだった。
○ 輸入申告件数は牛肉(17,604)、豚肉(15,348)、果実酒(12,115)、ステンレス (11,393)、ポリプロピレン(9,028)順だった。