Building a Customized Plan to Help Ensure Food Safety
August 22, 2017 by FDA Voice
By: Jenny Scott
https://blogs.fda.gov/fdavoice/index.php/2017/08/building-a-customized-plan-to-help-ensure-food-safety/
毎日我々は生活におけるハザードの可能性を評価し、それらを回避する対策をとる。我々はシートベルトを着用する。我々は幼い子供がいる場合、家を赤ちゃんに安全なようにする。オンライン情報を保護するためにパスワードを設定する。危険が存在することを知っていれば、自分自身を守るために予防的コントロールを準備すると言えるだろう。
予防的コントロール−リスクを減らすまたは除去するためにとる措置−はまた米国食品医薬品局、米国食品安全強化法(FSMA)によって命じられる規則の中心である。それは我々が個人の生活においてするのと同様にハザードの可能性に取り組むことを食品業界に求めている:ハザードを同定し我々に害を及ぼさないよう予防するための対策をとる。
2015年9月、FDAはヒト向け食品に対する予防的コントロール法を最終決定した。それは食品施設の経営者や事業者がハザードを最小化または予防するためのハザード同定と予防的コントロールの準備である食品安全計画を作ることを求めるものである。しかし経営者や事業者はどこから着手するべきなのか?これまで施設に問題がなかったならば、何を探すべきなのか?彼らはどうやってハザードやコントロールに関する情報を体系的に集めるのか?
食品製造業者やその他企業のこれら新要件遵守を手助けするために、FDAは食品安全計画構築支援ツールと呼ばれる新しいツールを提供している。このソフトウェアプログラムは経営者や事業者が自分たちの施設に特化した食品安全計画を作成するのに役立つだろう。プログラムは無料でダウンロードできる。
(https://www.fda.gov/Food/GuidanceRegulation/FSMA/ucm539791.htm)
この新しいツールはユーザーに一連の質問をしてハザードとハザードに対処するために整えるべき予防的コントロールを同定する。例えば、ピーナツのような場合ハザードはアレルゲンで、予防的コントロールはアレルゲンが完成商品に適切にラベル表示されることを保証することだろう。もう一つの予防的コントロールは、ピーナツを含む商品を加工した設備で続いて加工されるいかなる商品もアレルゲンの汚染防止のために、使用後適切に洗浄されていることを保証することだろう。食品安全計画はまた予防的コントロールが機能していることをいかに施設側が保証し、同時にもし機能していない場合、どんな是正措置を取るかに関しての情報を含まなければならない。
質問に答えることで利用者によって提供された情報は自動的に食品安全計画に追加されることになる。利用者は自分のコンピュータに電子ファイルを保存するまたはハードコピーを印刷することもできる。食品安全計画構築支援ツールは利用者のコンピュータ上にのみ存在するデスクトップWindowsアプリケーションである。FDAは食品安全計画構築支援ツールの利用を追跡または監視をしないし、このツールを使用して作成されたいかなる内容や記録にもアクセスもしない。我々はまたユーザーガイドとツールの利用方法を利用者に体験させる一連のビデオも公開している。
FDAツールの利用は任意であるが、食品安全計画は任意でない。現在、米国疾病管理予防センターによると米国において毎年食品由来の疾病でおおよそ4800万人が病気になり、12万8千人が入院し、約3千人が死亡していると推定される。多くの場合、これらの病気は食品汚染を予防し、汚染された食品が消費者に届くことを阻止することで避けることができる。まさにこれが食品安全計画の目的とするところである。
予防は未来に何が起こるか調べることを要求するが、これは必ずしも簡単ではない。そうは言っても、FDAも食品業界もこの分野において経験を有す。我々は物事がうまくいかない場合を経験し、それらの状況を調査し、さらにその経験から学んできた。
FDAの目標の1つは米国食品安全強化法(FSMA)の施行同様教育である。食品安全計画構築支援ツールは食品供給の安全を維持するという共通の目標を達成するために、我々のパートナーシップをサポートするという食品業界とのコミットメントの一環である。
Jenny Scott, M.S.、FDAの米国食品安全・応用栄養センター内の食品安全室の上級顧問である。