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屠畜場検査の強化で殺虫剤検出廃採卵鷄の市販流通を遮断 

農畜水産物安全課 2017-09-20
http://www.mfds.go.kr/index.do?mid=675&pageNo=1&seq=38868&sitecode=1&cmd=v
ビフェントリンが基準値を超過して検出された廃採卵鶏を全羽廃棄
□政府は、忠南道唐津市にある育雛用卵生産農場(チョンギエ農場)が屠畜場(京畿道坡州市)に出荷した廃採卵鶏(19,623羽)に対して殺虫剤の残留検査を実施した結果、
○ビフェントリンが許容基準値を超過して検出されたため、出荷された廃採卵鶏を全羽廃棄(9月19日)して、市中流通を遮断することとした。
ビフェントリン(鶏肉): 基準値0.05(f)mg/kg / 最大検出量0.78(f)mg/kg
○当該農場は育雛用卵生産農場(肉用種鶏)であり、当該農場で生産された卵は、食用販売されていない
農食品部は、ビフェントリンが許容基準値を超過して検出されたことと関連して、当該農場に対する原因調査を進行中である。
□ 政府は卵殺虫剤検出をきっかけに、国民における食品の安全確保のために、8月23日から屠畜場に出荷される廃採卵鶏(チョンギエ農場のものを含む)について殺虫剤残留精密検査を強化*して実施中であり、殺虫剤が検出され不適合の廃採卵鶏の市中流通を事前に全面遮断**している。
(これまで)屠畜場の無作為モニタリング検査→(強化後)屠畜場出荷前廃採卵鶏農家の精密検査
精密検査の結果が出るまで屠畜場外部への出荷禁止、不適合時は全羽廃棄