食品安全情報blog過去記事

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論文

  • タバコを電子タバコに代えることで米国で避けられる可能性のある死亡

Potential deaths averted in USA by replacing cigarettes with e-cigarettes
David T Levy1 et al., Tobacco Control 2017;
http://tobaccocontrol.bmj.com/content/early/2017/08/30/tobaccocontrol-2017-053759

ニコチン製品の風景を変える:燃やすタバコ製品の販売を禁止すべき時?
The changing nicotine products landscape: time to outlaw sales of combustible tobacco products? .
Marita Hefler
http://tobaccocontrol.bmj.com/content/early/2017/08/30/tobaccocontrol-2017-053969

  • シーソルトのカビ汚染は食品をダメにする可能性

Mold contamination in sea salts could potentially spoil food
3-Oct-2017
https://www.eurekalert.org/pub_releases/2017-10/cu-mci100317.php
Cornell大学の菌学者が市販のシーソルトのカビ汚染を調べた。食品の変敗を引き起こすAspergillus や Penicillium、悪名高いカビ毒などが見つかっている。1gあたり1.7芽胞という発見されたレベルでは食べる直前の食べものに塩を振ることによる健康リスクはないが、長い時間をかけて作るチーズやハムや漬物に使った場合には食品をダメにする可能性がある。
(砂糖と同じで変わった塩よりほぼ純粋な塩のほうが安全だよね。塩を食品添加物に指定すれば怪しいものは排除できるのだけれど)

  • 糖尿病のための便移植の成功は受け手の腸内細菌によるかもしれない

Fecal transplant success for diabetes might depend on the recipient's gut microbes
3-Oct-2017
https://www.eurekalert.org/pub_releases/2017-10/cp-fts092817.php
オランダの小規模臨床試験で、痩せたドナーからの糞便移植は肥満男性のインスリン抵抗性を一時的に改善するが、反応するのは半分のレシピエントのみであることを発見した。さらなる調査で患者の腸内細菌構成を解析することで治療の成功が予測できることを発見した。Cell Metabolism。38人の肥満男性に11人の痩せたドナーからなる研究。
便移植6週間後にインスリン抵抗性減少が観察される人がいるが3か月後には全員が元に戻る。

  • Twitterは反ワクチン意見の温床、研究が発見

Twitter a hotbed of anti-vaccine sentiment, study finds
3-Oct-2017
https://www.eurekalert.org/pub_releases/2017-10/uoca-tah100317.php
お金持ちの地域がネガティブツイートの中心に最もなりやすい
コロラド大学Boulder校の新しい5年間の研究によると、反ワクチン感情はソーシャルメディアで生き残って増殖していて、カリフォルニア、コネチカットマサチューセッツ、ニューヨーク、ペンシルベニアが最もネガティブなツイートが多い。
Social Science and Medicineの10月号に発表。