食品安全情報blog過去記事

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バイタルサイン:過体重と肥満に関連するがんの発生率の傾向−米国2005-2014

Vital Signs: Trends in Incidence of Cancers Associated with Overweight and Obesity — United States, 2005–2014
Early Release / October 3, 2017 / 66
https://www.cdc.gov/mmwr/volumes/66/wr/mm6639e1.htm?s_cid=mm6639e1_w
過体重と肥満は少なくとも13の異なる種類のがんリスク増加と関連する。
米国がん統計のデータを用いて2005-2014年の過体重と肥満に関連するがんの発生率の傾向を評価した。
2014年には米国で過体重と肥満に関連するがんと診断されたのは631000人で、全がん診断の40%に相当する。過体重と肥満に関連するがんの発症率は若い人より50才以上の高齢者、男性より女性、非ヒスパニック黒人と非ヒスパニック白人成人に多い。2005-2014年の発生率は年齢、がんの部位、州により多様である

  • プレスリリース

過体重と肥満に関連するがんが米国で診断されるがんの40%を占める
Cancers Associated with Overweight and Obesity Make up 40 percent of Cancers Diagnosed in the United States
Tuesday, October 3, 2017
https://www.cdc.gov/media/releases/2017/p1003-vs-cancer-obesity.html

  • デジタルプレスキット

がんと肥満
Cancer and Obesity
https://www.cdc.gov/media/dpk/cancer/cancer-obesity/index.html

  • バイタルサイン 10月の遠隔会見議事録:肥満とがん

Vital Signs - October Teleconference Transcript: Obesity and Cancer
Tuesday, October 3, 2017
https://www.cdc.gov/media/releases/2017/t1003-vs-obesity-cancer.html
オーディオ記録有り
(記者がまともな質問をしている。メカニズムは何?とか肥満ががんの原因なのかどうか、とか。タバコほど明確に肥満ががんの原因であるとは言えず、「関連がある」であると答えている。発表の趣旨は多くのアメリカ人が肥満とがんの関連を知らないので知って欲しいということ。