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廃採卵鶏の検査強化で市販流通を事前遮断 

農畜水産物安全課
2017-09-25
http://www.mfds.go.kr/index.do?mid=675&pageNo=2&seq=38900&sitecode=1&cmd=v
− 平沢市の採卵鶏、屠畜場検査で殺虫剤基準値超過により全羽廃棄 −
□政府は、京畿道平沢市にある採卵鶏農場(平沢農場)が食鳥処理場(仁川市)に出荷した廃採卵鶏(3,670羽)に対して殺虫剤残留検査を行った結果、
○ビフェントリンが許容基準値を超過*して検出されたため、出荷された廃採卵鶏を全羽廃棄措置(9月22日)として、市中流通を遮断した。
*ビフェントリン(鶏肉): 基準値0.05 mg/kg / 最大検出量0.56 mg/kg
○当該農場は、前回の卵の全数検査(8月15〜21日)で不適合判定農場となり、卵を全廃棄した後、3回連続の検査などを経て適合卵を出荷していた。
−また、今回食鳥処理場へ出荷した廃採卵鶏(3,670羽)は換羽(換羽; 羽毛の生え替わり)中で、卵は生産されていなかった。
−当該農場に保管中の卵の安全性確認のため、基準より6倍以上(120個)の試料を採取して精密検査を行ったところ、結果は適合であった。
−農食品部は、今回ビフェントリンが許容基準値を超過して検出されたことと関連して、当該農場に対する原因調査を行っている。
□政府は、卵での殺虫剤検出に対応するために、8月23日から食肉処理場に出荷される廃採卵鶏について、殺虫剤残留精密検査を強化*し、不適合廃採卵鶏の市中流通を事前に遮断**している。
* (これまで)食鳥処理場の無作為モニタリング検査→(強化後)食鳥処理場出荷時前に廃用採卵鶏農家を精密検査
**精密検査結果が出るまで食鳥処理場外部への出荷禁止、不適合時は全羽廃棄