- アルコールのベネフィット：新しい質問
Alcohol's Benefits: New Questions
by Berkeley Wellness | November 01, 2017
http://www.berkeleywellness.com/self-care/preventive-care/article/alcohols-health-benefits-new-questions
人類は昔からアルコール飲料を飲んできた−そして多くの人にとってそれは社会や家庭生活の一部であり、祝い事の友である。同時にそれは毎年88000人のアメリカ人を直接間接的に殺している。
（以下アルコールについての解説各種）
ほどほどに
アルコールについての酔いも覚めるようなニュース
何故アルコールの研究は難しいのか
最近の心血管系研究
がんとの関連
適量飲酒で長生き？
糖尿病へのメリット？
アルコールは脳に良いのか悪いのか？
飲むべきか飲まざるべきか
飲むかどうかは個人的な決定で、あなたの健康状態、病歴、家族歴、年齢、性その他要因に基づくべきである。もしアルコールを飲んでいないなら、飲み始めるべき理由はない。
- EPAは新しい、企業に優しい科学助言委員会を発表
Scienceニュース
EPA unveils new industry-friendlier science advisory boards
By Sean Reilly, E&E News, Kevin Bogardus, E&E NewsNov. 3, 2017
http://www.sciencemag.org/news/2017/11/epa-unveils-new-industry-friendlier-science-advisory-boards
E&E Newsから
大学の研究者が減り企業や州政府の代表が増えた
（大気や環境汚染分野の人はよくわからないがもともとEPAは環境過激派だったので）
- 係争中のエネルギー研究を巡る1000万ドルの訴訟がTwitter戦争の口火を切る
$10 million lawsuit over disputed energy study sparks Twitter war
By Christa Marshall, E&E NewsNov. 3, 2017
http://www.sciencemag.org/news/2017/11/10-million-lawsuit-over-disputed-energy-study-sparks-twitter-war
スタンフォード大学の教授が科学アカデミーを訴えたことが科学者達から怒りの反応を引き起こす。研究に関する見解の不一致を法廷に持ち込むのは危険である、と。科学のことは科学のプロセスで、とAlan TownsendがTwitterに書いた。
この問題はスタンフォードのMark Jacobsonが、PNASがJacobsonの先の研究を批判した研究を出版したと訴えているものである。Jacobsonの2015年の論文は米国の電力が水力と太陽光と風力だけで100%まかなえるとするもので、これに対して21人の著者からなる論文が異議を唱えた。Jacobsonはこの論文を取り下げさせたい。
- トランプの農務省はバイオテック規則を逆行
Trump's agriculture department reverses course on biotech rules
By Kelly ServickNov. 6, 2017
http://www.sciencemag.org/news/2017/11/trumps-agriculture-department-reverses-course-biotech-rules
USDAはGE作物のようなバイオテクノロジー製品の規制方法をオーバーホールする計画を取り下げた。より広範な連邦バイテク規制の更新の一環として1月に発表された案は、一部の遺伝子編集植物は規制対象外にするはずだったが企業や研究者は同時にそのような製品の開発初期には面倒な安全性評価要求が増えると心配していた。
本日のUSADの発表には何故取り下げるのかの詳細はほとんどない。
トランプ大統領のホワイトハウスが前政権の政策を見直すのは予想されたことだと社会科学者のJennifer Kuzmaは言う。FDAのGE動物に関する規制案も最終的には取り下げられるほうに賭けるとKuzmaは言う。
- 認知症患者に若い人の血を輸血する試験
Natureニュース
Infusions of young blood tested in patients with dementia
Alison Abbott 01 November 2017
https://www.nature.com/news/infusions-of-young-blood-tested-in-patients-with-dementia-1.22930
最初の対照のあるヒト試験が報告された
認知症患者に若い血を与える初めての対照群がある、しかし議論が多く小規模な臨床試験が、安全そうだと報告された。わずか18人で、過剰解釈すべきではない。
アルツハイマー病臨床試験学会で11月4日発表予定
- 米国議会下院
科学航空技術委員会からIARC長官宛の文書
November 1, 2017
https://www.acsh.org/sites/default/files/Smith%20Biggs%20letter%20to%20IARC.pdf
科学航空技術委員会はIARCモノグラフ計画の監査を実施中である。NIHによるとIARCは1985年以降4800万ドルをNIHから受け取っている。そのうち2200万ドルはモノグラフ計画に使われている。委員会はモノグラフ計画がアメリカ納税者にとって適正な管理のもとで科学的に厳密に行われることを確保することに関心がある。
最近メディアでグリホサートの評価を巡ってデータの削除や利益相反の疑いが報道されている。さらにグリホサートの知見を巡る科学の透明性が欠如しているようだ
（以下略。ヒヤリングするよとのこと。誰が出てくるかわからないけれど、まともに答えないとお金止められるよ。）
