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委託販売所・共同販売場の競売において流通水産物の有害物質検査を強化

2018-02-13 農畜水産物安全課
http://www.mfds.go.kr/index.do?mid=675&pageNo=3&seq=40602
水産物国家残留物質検査プログラム(NRP)推進―
動物用医薬品などの有害物質に対処する水産物国家残留物質検査プログラム(NRP)を来る3月から推進する。
NRPは、水産物の生産段階で問題になる有害物質の残留検査を通じ、有害水産物の出荷・流通を遮断するプログラムであり、毎年政府がその安全管理改善計画を樹立・施行する。
今年は委託販売所・共同販売場で競売・流通される多消費・大量生産水産物18品目(540件)を対象とし、動物用医薬品など有害物質27種の残留検査を実施する。
対象水産物(18品目): 魚類(ヒラメ、サンマ、うなぎ、イシモチ、サバ、いわし、黒ソイ、ボラ、真鯉)、貝類(牡蠣、アサリ)、甲殻類(海老、蟹)、軟体類(イカ、タコ)、海藻類(海苔、ワカメ、昆布)
検査項目(27種): 動物用医薬品13種、禁止物質4種、重金属3種、有害微生物5種、その他2種
残留物質検査の結果、基準超過が認められた水産物については、流通制限(出荷制限)を行った後、確認検査の結果に応じて措置を講じ、汚染原因調査も並行して実施する。
水産物国家残留物質検査を通じて、養殖場における抗生剤の誤・濫用などの事前防止につながることが期待される。今後も海洋水産部、市・道などとの協働を通じて水産物安全管理を持続的に向上させていく。