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キシリトール、グルコサミンなど機能性原料16種の再評価実施

2018-02-27 食品基準課
http://www.mfds.go.kr/index.do?mid=675&pageNo=2&seq=40746
―2018年健康機能食品再評価計画発表―
食品医薬品安全処は、年内にキシリトール、グルコサミンなど機能性原料16種について健康機能食品再評価を実施することを明らかにした。
今年の再評価の対象中、キシリトール‧ミドリイガイ抽出オイル複合物‧ポリコサノール(サトウキビワックスアルコール)など9種は、定期的再評価対象であり、グルコサミン‧ビタミンDノコギリヤシ果実抽出物など7種は、常時再評価対象であり、すべてについて2018年12月に再評価結果が発表される予定である。
*定期的再評価対象(9種): いわしペプチド(SP100N)、ミドリイガイ抽出オイル複合物、ポリコサノール(サトウキビワックスアルコール)、HemoHIM(当帰などの混合抽出物)、キシリトール、CJハイビスカス等の複合物、ピクノジェノール(フランス海岸松樹皮抽出物)、オウゴン等の複合物、オリーブ葉アルコール抽出物(EFLA943)
*常時的再評価対象(7種): グルコサミン、ビタミンDノコギリヤシ果実抽出物、フラクオリゴ糖EPA及びDHA含有油脂、白首烏(ペクスオ: コイケマ由来生薬)等複合抽出物、玄圃梨(ケンポナシ)果柄抽出粉末
健康機能食品再評価は、安全で優秀な健康機能食品が消費者に供給されるように、機能性原料認定後10年が経過した原料を対象にして実施する定期的再評価と、新しいリスク情報等の確認に基づき実施される常時的再評価とに分けられている。
再評価時に検討する資料は、業者提出資料、生産実績、品目製造申告、異常事例及び食薬処調査結果など
なお、去年ガルシニアカンボジア抽出物、プロバイオティクスなど機能性原料9種を対象に再評価しており、▲製造基準変更(1種)▲規格変更(2種)▲一日摂取量変更(2種)▲摂取時注意事項変更(8種)を発表している。
食薬処は、健康機能食品再評価を通じ、安全性と機能性が確保された製品だけが市場に流通するようにして、消費者が安心して消費できる環境が造成されるべきとし、関連業界の積極的な協調を要請した。
なお、2018年健康機能食品再評価計画は食薬庁ホームページ(www.mfds.go.kr)→알림(お知らせ)→공지(公知)で確認することができる。