食品安全情報blog過去記事

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食品及び動物用医薬品計画における食品と飼料の安全を守るための科学と研究に焦点を当てた新しいウェブページを創設

New Web Page Focuses on the Foods and Veterinary Medicine Program’s Science and Research to Support Food and Feed Safety
http://s2027422842.t.en25.com/e/es?s=2027422842&e=82615&elqTrackId=B1F0B909CCF90C71B9C490C37BFE6647&elq=fc8edf0cbca34110ba248818b1db9cd0&elqaid=3363&elqat=1
May 2, 2018
FDAは、食品及び動物用医薬品プログラム(FVM program)の研究における優先事項、活動、報告および進捗管理に関心のある世界中の科学者や関係者にとって、中心的な情報源となる新しいウェブページを創設した。
このウェブページには、科学研究運営委員会(SRSC)の情報も含まれている。SRSCは各中心的組織を横断して統率する委員会で、FVMの科学および研究活動を調整し、資力を最大限に生かして最大の効果を得られるようにし、一方で活動の重複を避けることも行う。その監督範囲は、化学、微生物学、毒性学およびナノテクノロジーの分野にまたがった食品・飼料の研究対象に及ぶ。SRSCの議長は、FVMの最高科学責任者および研究部長が務める。また、SRSCの構成員は、食品安全・応用栄養センター(CFSAN)、動物用医薬品センター(CVM)、規制業務部(ORA)ならびに国立毒性研究センター(NCTR)から選出されたFVMの科学研究リーダー、および、FDAの主任研究員部ならびに国際部から選出された代表者である。
このウェブページにはまた、利害関係者向けに、食品や飼料の規制検査に用いられるFDAの分析検査法を紹介するページへのリンクも収載されている。それらは例えば、病原微生物の分離法ならびに検出法に関するもの、アレルゲン、食品ならびに着色添加物、ダイエタリーサプリメント、有毒元素、魚類の同定、および貝類の衛生に関するものである。
さらにこのウェブページでは、FVMの研究に基づいて達成され、効果が大きかった事例も紹介されている。これらはFVMのResearch Impact Group (研究効果向上グループ)によるもので、このグループは、FVMプログラムの科学的研究がどうしたら、食品や動物用医薬品に係る任務や公衆衛生を確保する任務にとって、真の支援になるのかを分析し、情報交換を行っている。
◇さらに詳しく
・食品及び動物用医薬品の科学と研究
https://www.fda.gov/ScienceResearch/FoodsandVeterinaryMedicineScienceandResearch/default.htm
・科学研究運営委員会について
https://www.fda.gov/ScienceResearch/FoodsandVeterinaryMedicineScienceandResearch/ucm590207.htm
・食品及び飼料の安全性に関する分析検査法概覧
https://www.fda.gov/ScienceResearch/FoodsandVeterinaryMedicineScienceandResearch/AnalyticalLaboratoryMethodsforFoodandFeedSafety/default.htm
・研究調整グループ
https://www.fda.gov/ScienceResearch/FoodsandVeterinaryMedicineScienceandResearch/ucm590213.htm
・研究効果向上グループ
https://www.fda.gov/ScienceResearch/FoodsandVeterinaryMedicineScienceandResearch/ucm590264.htm