食品安全情報blog過去記事

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食品事業者の方は要注意。ルピンに対し表示義務が間もなく課せられる。

Are you a food business? Mandatory labelling for lupin starts soon
10/05/2018
http://www.foodstandards.gov.au/media/Pages/Mandatory-labelling-for-lupin-starts-soon.aspx
2018年5月26日からルピンについて、アレルゲン表示が義務化される。
以下はFSANZのCEOであるMark Booth氏の言葉である。
ルピンはピーナッツと同じ属のマメ科植物で、アレルゲンとなり得る。
オーストラリアではあまり食品に用いられることは無かったが、タンパク質や繊維を多く含むことから、使われる機会が増えている。
ルピンは2017年にアレルゲンのリストに加えられ、食品ラベルに申告することが必要となったが、食品事業者には12ヵ月の猶予が与えられていた。
2018年5月26日からは、すでに小売店で陳列されているものも含め、申告が必要になる。
正しくアレルゲン表示が為されるかどうかは、食品アレルギーで人が生きるか死ぬかどうかに関わるため、食品事業者が正しく履行することが重要である。
食品が包装されていないもの(例えば、持ち帰り可能な店で作られ販売されている食品)であっても、アレルゲン情報が、食品に関連付けられて、あるいは購入者の求めに応じて表示されるようにしなくてはならない。