- リムスルフロンの農薬リスク評価ピアレビュー
Peer review of the pesticide risk assessment of the active substance rimsulfuron
EFSA Journal 2018;16(5):5258 29 May 2018
https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/5258
報告担当加盟国スロベニアと共同報告担当加盟国フィンランドが最初のリスク評価を行い、EFSAがそれをピアレビューして、トウモロコシ、ジャガイモ、トマトの除草剤としての使用に関し、結論を導出した。規制目的のリスク評価に適切な信頼性のあるエンドポイントが提示されているが、そうした評価の枠組みの中で必要とされる情報の欠如が列挙されており、リスクが生じる懸念が確認された。
- マンジプロパミドの既存MRLsレビュー
Review of the existing maximum residue levels for mandipropamid according to Article 12 of Regulation (EC) No 396/2005
EFSA Journal 2018;16(5):5284 29 May 2018
https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/5284
EFSAは、植物、加工農産物、輪作作物および家畜におけるマンジプロパミドの残留実態を評価するために、規則 (EU) No 188/2011の枠組みの中で導出された結論、CODEX委員会が確立したMRLs、および加盟国が報告した欧州での許可状況を検討した。得られたデータの評価に基づいて、MRL案が導出され、消費者へのリスクの評価が実施された。その結果、消費者への明確なリスクは特定されなかっしたがって、消費者リスク評価の結果は示唆的なものにすぎないとみなされ、EFSAが導出したMRL案のいくつかについても、リスク管理者による更なる検討が求められる。
