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FDA、サプライチェーンプログラムにおける動物飼料の予防的管理関するFSMAガイダンス案を発表

FDA Releases FSMA Draft Guidance on the Supply-Chain Program Preventive Control for Animal Food
June 14, 2018
http://s2027422842.t.en25.com/e/es?s=2027422842&e=99967&elqTrackId=B1F0B909CCF90C71B9C490C37BFE6647&elq=3b3c83ce14074a44b0aede9e61553b85&elqaid=3914&elqat=1
サプライチェーンプログラムへの対応が必要な動物飼料施設が、現行適正製造基準(cGMP)、ハザード分析、および動物飼料のリスクに基づいた予防的管理規則(PC Animal Food rule)の要件を満たすのを支援するためのガイダンス案*1を発表した。
FDAが食品安全近代化法(FSMA)で定める動物飼料の予防的管理要件は、サプライチェーンに適用される管理が、飼料施設に入る原料の潜在的なハザードを予防的に管理するのに適切であると判断される場合、その施設において原料や成分を受領する動物飼料製造者に、リスクに基づいたサプライチェーンプログラムの履行を求めている。自前のハザード管理を行っている施設などは、必ずしもサプライチェーンプログラムの履行は求められない。今回のガイダンス(案)は、以下のようなことに役立つであろう。
サプライチェーンの履行が必要かどうかを判断すること
● 利用しているサプライヤーの承認に必要な適切なサプライチェーンプログラム活動を確認し実施すること、およびそのサプライヤーが原料や他の成分の潜在的なハザードを管理しているかどうかを検証すること
サプライヤーを検証する活動の頻度を確定すること
● 文書要件や記録保存要件を満足すること
● 状況の認識: 要件の柔軟な適用が必要か、それが可能か、または別のサプライヤー検証活動を取るべきか
また、このガイダンス(案)は、外国サプライヤー検証プログラム(FSVP)のサプライチェーンプログラム要件の対象となる動物飼料輸入業者に該当する原料受領施設についても説明している。