食品安全情報blog過去記事

はてなダイアリーにあった食品安全情報blogを移行したものです

その他

SMC UK
expert reaction to the ongoing CO2 shortage
June 29, 2018
http://www.sciencemediacentre.org/expert-reaction-to-the-ongoing-co2-shortage/
欧州全体で二酸化炭素が不足していると報道されている
Keele大学環境持続可能性とグリーンテクノロジー講師Sharon George博士
メインテナンスが不足の原因で、特に問題になるのは肉と家禽肉の生産。それは動物を「人道的に」屠殺するのと輸送中の鮮度維持に使われる。炭酸飲料の需要は助けにならない。このことはサプライチェーンのどこかに脆弱性があると波及効果があるということと、我々が食品生産上の問題に、何か問題がおこらないとどれだけ気がつかないかを強調する。
Reading大学有機化学教授で化学分析施設長Laurence Harwood教授
現在欧州で二酸化炭素を作っている工場のいくつか(少なくとも5つ)がメンテナンスのため止まっていて不足が生じている。些細なことではReading大学の化学部がドライアイスがない。リアル・エールやシャンパンが好きな人は心配ない、その二酸化炭素は発酵で生じるものなので。
Cardiff Metropolitan大学フードサイエンス&テクノロジー上級講師Simon Dawson博士
問題は他の代用品がなかなかないことである。
バッグに入ったサラダは通常CO2 15%、窒素80%、酸素5%である。CO2だけを抜いても同じ保存期間にはならない
HAZTECH コンサルタント社Tony Ennis氏
我々の使っているCO2の大部分はアンモニア製造の副産物である。アンモニアは肥料を作るために作られている。メンテナンスのための閉鎖は何ヶ月も前から計画されている。夏に閉鎖されるのは農家の肥料の需要が夏が最も少ないからである。大気中の二酸化炭素を分離するのは高価で一般的にわりにあわない。また長距離輸送も比較的困難で輸入は現実的ではない。

  • 主任科学者の護衛の変更−ニュースから

SMC NZ
Changing of the Chief Scientist guard – In the News
July 2nd, 2018.
https://www.sciencemediacentre.co.nz/2018/07/02/changing-of-the-chief-scientist-guard-in-the-news/
Peter Gluckman卿が後任のJuliet Gerrard教授に引き継ぐにあたり、首相の主任科学アドバイザーのオフィスの護衛をこの週末交替している。
週末Peter Gluckman卿はラジオニュージーランドやテレビニュージーランドに出演し、メタンフェタミン検査や遺伝子組換え生物などについて話した

  • ワクチンに批判的なカリフォルニアの医師が2才の少年にすべての子どものワクチンを免除したことで懲罰

California doctor critical of vaccines is punished for exempting 2-year-old boy from all childhood immunizations
By Soumya Karlamangla Jun 29, 2018
http://www.latimes.com/local/california/la-me-ln-sears-license-20180629-story.html
カリフォルニア医事当局がワクチン拒否に親和的なことで有名な小児科医Bob Sears医師に35か月の謹慎を命令した
(医学的に不適切な治療をした医者を再教育という制度は日本にはない)