食品安全情報blog過去記事

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卵の品質と安全性 プラスチック卵という神話を否定する

Guidance Note on "Egg Quality and Safety: dispelling the myth about plastic eggs". (Uploaded on: 08.08.2018)
http://www.fssai.gov.in/dam/jcr:234778e3-dea1-422c-9af6-58edc8232bcc/Guidance_Note_Plastic_Eggs_08_08_2018.pdf
近年卵の品質と安全性がしばしば問題となり消費者や業者の間に疑念が生じている。さらに消費者の中にはニセの、プラスチック卵に関する懸念も示す。プラスチック卵あるいは人造卵は神話である、そんな技術はない。
消費者は卵の品質や見た目はその保存期間や保存方法によることを知るべきである。卵の質は冷温で、できれば冷蔵庫で保管して2-3日のうちに食べればベストである。室温で保存すると見た目や食感や臭いが変わってくる。
このガイドは神話を否定し卵の新鮮さの評価方法や最良の保管方法を示す
きれいでヒビの入っていない卵を買うように、腐った卵や古い卵は水に浮く、など
卵に関する神話(全部嘘)
・プラスチックあるいはニセ卵がある
・腐った卵は必ずイヤな臭いがする
・汚いあるいは鶏の糞がついている卵がナチュラルあるいはオーガニック
・卵が汚かったら洗えば綺麗になる
・卵は冷蔵する必要はない
・卵は栄養があるので病気の人に生卵を食べさせる
・生卵のほうが栄養価が高い
・卵が水に浮くかどうかで良い卵か悪い卵か明確に見分けられる
(写真は腐ってないと思うけど・・腐った卵を見たのはもう何十年も前。この文書では卵が腐ることと食中毒の原因になるサルモネラを含むことの区別をあまりしていないようだ)