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  • フランスの「エコロジー大臣」になった有名な環境活動家がやめる

Scienceニュース
Celebrated environmental activist who became France’s ‘ecology minister’ calls it quits
By Elisabeth PainAug. 28, 2018
http://www.sciencemag.org/news/2018/08/celebrated-environmental-activist-who-became-france-s-ecology-minister-calls-it-quits
過激派環境保護主義者Nicolas Hulotがフランスのエコロジーと団結に基づく移行大臣(minister of ecological and solidarity-based transition)を辞職した。Emmanuel Macron大統領には警告してないが、2017年10月に就任したとき、彼が政府の中で役にたつかどうかを見極めると公言していた。本日その答えがノーだと結論した。ラジオで語った。
「私はもうこれ以上自分に嘘をつきたくない。私が政府にいることでフランスが環境問題に立ち向かっているという幻想を与えたくない。フランスは多くの国よりやってはいるが、地球が溶鉱炉になりつつあるのに毎日僅かな前進に耐えている自分に驚く」
2017年5月、この有名な緑の活動家がエコロジー大臣候補になったときフランスは環境保護と気候変動対策を劇的に躍進させるのだろうという期待が大いに高まった。マクロン大統領が昨年の夏「我々の惑星を再び偉大に(make our planet great again)」計画を発表した時にはそれが確信になったようだった。しかし今朝のインタビューでHulotは環境に関する政府共通ビジョンが無くStéphane Travert農業大臣とフランスの農業について合意できなかったことなどを嘆く。「私には影響力はなく、役にたたない。変えようとしたが孤独だった」という。彼はいくつかの小さな勝利に言及した。フランスが石油やガスの生産を止めさせることに関与させること、グリホサートの使用を止めさせることに成功した。しかし完全に新しい食糧生産と消費システムと新しい経済モデルにしたいという計画はほとんど相手にされなかった。失望が積み重なって、ものごとを変えられるという自分の能力への信頼が失われた。
(フランスの農家からグリホサートを奪ったのはこの活動家)

フランスのニュース
動画:フランスの反GMO活動家がジカンバとグリホサートの抗議で農協を標的に
Video: French anti-GMO activists target agricultural cooperative in dicamba, glyphosate protest
August 28, 2018
https://geneticliteracyproject.org/2018/08/28/video-french-anti-gmo-activists-target-agricultural-cooperative-in-pesticide-protest/
8月27日の夜明け、フランスの反GMO活動家が朝6時からGlomelの農協への道をブロックした。約20人が「市民査察」と称してジカンバが保管されているのを発見したという。彼らはグリホサートとともにジカンバも販売禁止にしたい。農協は農薬の保管や販売に関するフランスの法を完全に守っているといい、この行動には苦情を申し立てる予定である。
(元記事フランス語。Nicolas Hulotはこういう人たちの英雄)