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喫煙と飲酒は10代の若者の動脈の健康に影響を与える

Behind the headlines
Smoking and alcohol affect teenagers' artery health
Thursday August 30 2018
https://www.nhs.uk/news/heart-and-lungs/smoking-and-alcohol-affect-teenagers-artery-health/
「飲酒し喫煙する10代の若者は、たとえ中程度の量であっても17歳までに動脈が硬くなる可能性があることが最新の研究で判明した」とDaily Telegraphは報じている。
動脈が硬くなっても通常目立った症状は引き起こされないが、将来的に高血圧や心臓病のような血管系疾患が引き起こされる潜在的な指標となる。
この記事の見出しは、エイボン州両親・子供縦断調査研究(ALSPAC)プロジェクトのデータを検証した最新の研究に基づいている。ALSPACプロジェクトは、ブリストル地域の親と子の健康を大規模に調査しており、現在も継続実施中である。
研究者は、17歳に達した1,000人以上の参加者の動脈を評価し、また、現在と過去の喫煙と飲酒の習慣に関してそれらの若者に質問した。
研究者は、10代の喫煙者は非喫煙者よりも動脈が硬いことを明らかにした。同様に、1度の機会に10杯以上飲む飲酒量が最も多かった人の群は、どのような機会でも2杯未満しか飲まない人の群より動脈が硬かった。
しかし、研究はいくつか制限がある。どの程度喫煙しあるいは飲酒するかを自己報告させているが、これは正確でない可能性がある。また、喫煙あるいはアルコールが直接動脈硬化を引き起こすことを研究は証明できていない。他の健康要因やライフスタイル要因が動脈の健康に影響した可能性もある。
しかし全体としてこの研究は、喫煙や飲酒がどの年齢層においても問題を引き起こし得るものであり、喫煙や飲酒が有害影響をもたらすという一般的な考え方を支持している。