食品安全情報blog過去記事

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韓国国民の食品消費パターンの分析、食品の安全管理に活用

2018-08-29 汚染物質課
http://www.mfds.go.kr/brd/m_99/view.do?seq=43001
食品医薬品安全処食品医薬品安全評価院は国民健康栄養調査結果に基づき、食品類型別摂取量と摂取頻度を分析し、実際と一番近い有害物質露量を算出して食品安全管理に活用することができるよう「食品摂取量算出および汚染度モニタリングガイドライン」を作成した。
※国民健康栄養調査(疾病管理本部による): 国民の健康および栄養状態を把握するために、毎年192地域の約1万人を対象に調査
ガイドラインの主な内容は、食品別摂取量算出法の標準化、食品中汚染度モニタリング品目の標準化、食品摂取量算出結果およびモニタリング結果活用方法などです。
※食品摂取量標準化: ?基準・規格適用品目と関連付けて摂取量算出?調査データが最も詳細な食品品目を中心にして摂取量算出?原材料から主な加工食品の現実的摂取量算出
今回のガイドラインでは、2013〜2015年国民健康栄養調査(1,419品目、22,948人)における食品摂取量を食品公典の基準規格適用対象品目別に分析することができるように標準化して、摂取量と摂取頻度が高い食品を中心にモニタリング品目選定方法を提示ている。
安全評価院は、今回のガイドラインが食品別摂取量算出において困難に遭遇する機会を減らしたい学界および産業界なども容易に食品安全管理に活用することができると期待している。