- 中国は600億ドルの開発計画のなかでアフリカの科学者を訓練
Natureニュース
China to train African scientists as part of $60-billion development plan
David Cyranoski 02 October 2018
https://www.nature.com/articles/d41586-018-06722-5
しかし批判者はこの投資でアフリカ諸国が外部の力に依存しすぎるのではないかと心配
特に農業分野
（中国があまり透明性が高くないことを心配している。しかし散々アフリカを政治的に利用してきた欧米人がそれを言うと主導権争いかなと。）
- スーパートマトは植物科学者ができることを示す
Super-tomato shows what plant scientists can do
02 October 2018
https://www.nature.com/articles/d41586-018-06915-y
味の良いトマトは欧州の遺伝子編集への時代遅れのアプローチの問題点を強調する
今週世界中の研究グループから3つのスーパートマトの論文が掲載された；CRISPR–Cas9で作った便利さのために味を犠牲にしない「芳香」トマト。他のグループはストレスと病気に耐性のあるトマト品種を、大きく魅力的（リコペンとビタミンCを増やした）にした。
同じことを普通の交配で達成しようとしたら何十年もかかるだろうが3年でできた。
- がん免疫学者にノーベル医学賞
Cancer immunologists scoop medicine Nobel prize
01 October 2018
https://www.nature.com/articles/d41586-018-06751-0
James AllisonとTasuku Honjo
James Allisonメインの記事。CTLA-4 のGordon Freemanにも言及。
Scienceは両方
Cancer immunotherapy pioneers win medicine Nobel
By Gretchen Vogel, Jennifer Couzin-Frankel, Dennis NormileOct. 1, 2018
http://www.sciencemag.org/news/2018/10/cancer-immunotherapy-pioneers-win-medicine-nobel
- 一体何が反ワクチン広告を建てようとさせるの？– Nikki Turner
SMC NZ
What on earth drives someone to put up an anti-vaccination billboard? – Nikki Turner
03 October 2018
https://www.sciencemediacentre.co.nz/2018/10/03/what-on-earth-drives-someone-to-put-up-an-anti-vaccination-billboard-nikki-turner/
オークランドの国道一号線の反ワクチン看板は、たくさんの苦情が寄せられてそのうち撤去されるだろう。しかし問題はそれで終わらない。Nikki Turner博士がThe Spinoffに書く。その抜粋。
予防接種や飲料水へのフッ素添加などの公衆衛生政策は今や国際的に「信頼」の問題になっている。これは政府が人々をどう扱うかに関する極めて重い病気である。
複雑な世界では時々悪いことがおこり、人は間違った行動をし、私達は自分のことをもっと自分で管理したいと思う。しかしそれは権威への信頼を全て捨て去ることではない。たった数時間ネット検索しただけで保健省より知っていると考えられるのは何故？
私はこうしたことが個人にたくさんの非現実的なプレッシャーを与えていることを心配する。基本が当局からの助言は疑え、だと小さな子どもの親は子どもの健康に関する選択に全責任があると感じてしまうだろう
- 訃報
William James Rea
1935 - 2018
http://obits.dallasnews.com/obituaries/dallasmorningnews/obituary.aspx?n=william-james-rea&pid=190207225
2018年8月16日、ダラスの自宅で83才で死亡
「MCS(化学物質過敏症)」の教祖
- スライムゲート1/7:イントロ
SlimeGate 1/7: Introduction
Posted by RiskMonger on October 1, 2018
https://risk-monger.com/2018/10/01/slimegate-1-7-introduction/
スライムゲートは7つの投稿からなるアメリカの違法法律事務所が如何にして科学者とNGOを操って多くの環境や健康問題で彼らにとって裁判をしやすくしたかを暴露する記事である
科学の暗黒面を旅する
（アメリカでは裁判が儲かるんだ）
Nonprofits Sue Pret A Manger for Deceptive Marketing of Foods as ‘Natural’
(Beyond Pesticides, September 26, 2018)
https://beyondpesticides.org/dailynewsblog/2018/09/nonprofits-sue-pret-a-manger-for-deceptive-marketing-of-foods-as-natural/
Beyond Pesticides, GMO Free USAおよび Organic Consumers AssociationがPret A Mangerを相手に訴訟。パンなどを「ナチュラルフード」と宣伝しているが、検査したらグリホサート陽性だった。グリホサートは食糧生産システム全体にあってはならない
（こういう人たちに迎合するから）
初めてのFDAのグリホサート調査で、暴露量は「公衆の懸念とはならない」ことを発見
First ever FDA glyphosate study finds weed killer exposure ‘not concerning for public health’
Liz Crampton | Politico | October 2, 2018
https://geneticliteracyproject.org/2018/10/02/first-ever-fda-glyphosate-study-finds-weed-killer-exposure-not-concerning-for-public-health/
EWGは
FDAのグリホサート検査は陰謀でオート麦と小麦を除いた
FDA Glyphosate Testing Conspicuously Skips Oats, Wheat Products
October 2, 2018
https://www.ewg.org/release/fda-glyphosate-testing-conspicuously-skips-oats-wheat-products#.W7RhFNNRfvU
（あなた方がGM作物はグリホサート耐性だから危険だと言ってるからでしょうが。）
- 活性炭が実際にあなたの身体にすること
What activated charcoal actually does to your body
David Anderson, Jordan Bowman
Oct 3, 2018,
https://www.businessinsider.com.au/is-activated-charcoal-safe-for-eat-drink-teeth-whitening-2018-9
現在食品・美容・サプリメント業界で活性炭がブームである。でもその作用は？いいものなのか？動画を見て。
インスタグラムに真っ黒な食品や化粧品が溢れている。それは活性炭のおかげである。しかし重症中毒の場合以外に活性炭を飲み込むのは良い考えではない。それは消化できない。最終的に出てくるがその途中で便秘や吐き気のような副作用がある場合がある。さらに腹部膨満に効くとか肌や歯を白くするといった宣伝に根拠はない。
- ブルーゾーン：長寿のホットスポット
Blue Zones: Hot Spots of Longevity
by Jeanine Barone Published October 01, 2018
http://www.berkeleywellness.com/healthy-community/environmental-health/article/blue-zones-where-people-live-longest
2000年代初期にベルギーの人口統計学者Michel Poulainとイタリアの医師Gianni Pesが行った仕事で用いられた「ブルーゾーン」という用語は100才以上、一部は110才以上の人が多い地域を指す。地図に青いペンで印をつけたことからそう言われる。その後National GeographicフェローのDan BuettnerがNational Geographicに記事を書き本を書いた。今はブルーゾーンは商標である。（https://www.bluezones.com/）
カリフォルニア、沖縄、SardiniaのNuoro地方などが含まれる
