食品安全情報blog過去記事

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その他

  • この自閉症の父親は反ワクチンに警告

This autism dad has a warning for anti-vaxxers
By Julia Belluz Updated Oct 16, 2018,
https://www.vox.com/science-and-health/2018/10/16/17964992/vaccine-autism-book-peter-hotez
なぜワクチン研究者が反ワクチン運動と戦っているのか
ほとんどのアメリカの親は子どもに予防接種をしている。しかしCDCによると2才以下で全く予防接種していない子どもが過去20年で4倍になった。2001年に推奨されている予防接種を2才まで全く受けていない子どもは0.3%だったのに2015年は1.3%になった。地域によっては最大40%の子どもが予防可能な病気から守られていない。
新しい本「ワクチンはレイチェルの自閉症の原因ではないVaccines Did Not Cause Rachel’s Autism」でPeter Hotezはその起源を1998年のAndrew Wakefieldに遡る。その直前に1992年生まれの娘が自閉症と診断されていた。必要に迫られてデータを探り、ワクチンと自閉症の関連がいかに疑わしく、ほとんどの研究者はそう考えていないことを知った。しかしこうしたメッセージはしばしばワクチンを疑う声にかき消された。
Julia Belluzが著者にインタビューする
(略。本を書いた動機が、公衆衛生が反ワクチン運動との戦いに負けつつあると感じたから、とのこと。ワクチンの研究をしていたため反ワクチンの言い分に反論したら組織的嫌がらせにあった)

  • 「リアル主婦」スターTamra Judgeはたった一ヶ月でケトダイエットを止める:「私はもう止めた」

'Real Housewives' star Tamra Judge quit the keto diet after only a month: 'I just fell off the wagon'
https://www.businessinsider.com.au/tamra-judge-quit-keto-diet-keto-flu-2018-10
8月に流行のダイエット法を始めて1か月で“ケトインフルエンザketo flu”になってやめた
ケトインフルエンザはよく知られた副作用で、疲労、めまい、便秘のようなインフルエンザ様症状が出ること

  • 何故10代とカフェインが危険な組み合わせになりうるのか

Why teens and caffeine can be a dangerous combination
Casey Seidenberg  Oct 17 2018
https://www.goodfood.com.au/good-health/why-teens-and-caffeine-can-be-a-dangerous-combination-20181016-h16qgj
カフェインのパワー
どのくらいなら健康的?
カフェインの欠点
カフェインとアルコール
カフェインの表示
よくある飲み物のカフェイン量
(若者向けの解説記事)

  • 薬物依存の破壊的影響を記した若い母親の追悼が拡散される

Young mother's obituary describing devastating effects of drug addiction goes viral
By Rachel DeSantis | NEW YORK DAILY NEWS | Oct 16, 2018
http://www.nydailynews.com/news/national/ny-news-drug-addiction-obit-goes-viral-20181016-story.html
10月7日に30才で薬物依存で死亡したMadelyn Linsenmeirの悲しい追悼が拡散されている。16才の時にフロリダの高校のパーティーでOxyContinを初めて試してからの薬物依存の恐ろしさが記述されている。

Scienceニュース
Indian scientist dies after Gandhi-style hunger strike to save the Ganges River
By Sanjay KumarOct. 16, 2018
http://www.sciencemag.org/news/2018/10/indian-scientist-dies-after-gandhi-style-hunger-strike-save-ganges-river
先週インドの主導的環境保護主義者の一人Guru Das Agrawalが、政府にガンジス川をきれいにすることを約束させようと111日の断食後に死亡した。86才。
ガンジス川にはたくさんの水力発電所ができ水の流れが阻害され、たくさんの村や都市が大量の水を使い大量の排水を流しているため、環境保護主義者達は長い間非難してきた。
Narendra Modi現首相は2014年の選挙で「母なるガンジス川」を回復すると言ったが、過去4年間対策しなかったとAgrawalは8月にModiに手紙を書いている。実際Modiがやってきたのは川に悪影響を与える無数のプロジェクトだった。Agrawalは6月22日からハンガーストライキを始め、要求事項の中にはガンジス川の全ての水力発電を止めることが含まれていた。Agrawalの以前の抗議は成功している。例えば2009年には当時のManmohan Singh首相がBhagirathi川での水力発電計画を中止した。しかしModiは何の反応もしなかった。

Natureニュース
China awaits controversial blacklist of ‘poor quality’ journals
16 October 2018 David Cyranoski
https://www.nature.com/articles/d41586-018-07025-5
しかし一部の研究者はその方針は研究の質を高くしないだろうと言う
中国政府が雑誌のブラックリストを作る提案をして5か月だったがまだ発表されていない。
しかし一部の研究者は認可リストのほうが良いだろうという