食品安全情報blog過去記事

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その他

  • 4才の息子がインフルエンザで死亡した母親が親に訴える

Mum's plea to parents after four-year-old son dies from flu
Elizabeth Di Filippo Yahoo Lifestyle19 October 2018
https://au.lifestyle.yahoo.com/mums-plea-parents-four-year-old-son-dies-flu-201729646.html
インフルエンザで死亡した4才の息子の母親が他の人たちに予防接種をするよう強く勧める。2017年の12月、症状がでてから48時間も経たずに亡くなった。母親によると数週間以内にインフルエンザの予防接種を受ける予定だった。今彼女はさらなる悲劇を防ぐために予防接種を薦めるミッションを遂行している。彼女は医者だったのにインフルエンザのリスクを認識していなかった。そのような間違った認識をしているのは彼女だけではないことを発見した。

  • アリゾナは反ワクチン保護者からの苦情でワクチン教育計画をキャンセル:「立法者は我々が愚かだと考えている?」

Arizona cancels vaccine education program after anti-vax parents complain: 'Do lawmakers think we're stupid?'
Erin Donnelly Yahoo LifestyleOctober 19, 2018
https://www.yahoo.com/lifestyle/arizona-cancels-childrens-immunization-education-program-following-protest-anti-vax-parents-lawmakers-think-stupid-152158206.html
個人的信仰によりワクチンをしないという例外規定の申請数が増加していることを懸念して情報提供を計画していたが約120の個人や家族が苦情を申し立ててキャンセルされた。
アリゾナのワクチン除外規定には医師の署名が必要なく、個人の信仰で簡単に免除できる

  • 雄マウスのニコチン使用と子の認知機能への専門家の反応

SMC UK
expert reaction to nicotine use in male mice and offspring’s cognitive ability
October 17, 2018
http://www.sciencemediacentre.org/expert-reaction-to-nicotine-use-in-male-mice-and-offsprings-cognitive-ability/
PLOS Biologyに発表された研究が、ニコチンに暴露された雄マウスの子はヒトのADHD自閉症に関連する行動をすることを示した
King’s College London精神病学心理学神経科学研究所ポスドク研究員Susanna Roberts博士
このマウスで行われた研究は父親がタバコを吸うことが子どもに影響するかどうか、という重要な問題に関するものである。多くの研究が母親に集中している。この結果はニコチン暴露が世代を超えて影響する可能性を示す。しかし興味深い結果ではあるがヒトにあてはめるのは難しい。再現性の確認とヒトでの研究が必要である
Queen Mary University of Londonタバコ依存研究ユニット長Peter Hajek教授
プレスリリースはヒトとマウスが違うことを無視している。12匹の8-10週のマウスに12週間大量のニコチンを強制的に吸収させたことが精子を酷く傷つけたように見える。このような研究がヒトにあてはまることはめったにない。

  • 良いミームからクリスピークリームまで:英国の大学インテリは拡散されているおもしろ画像が子どもを太らせるという

From dank memes to Krispy Kremes: British uni eggheads claim viral lol pics make kids fat
By Shaun Nichols in San Francisco 19 Oct 2018
https://www.theregister.co.uk/2018/10/19/correlation_isnt_causation/
ダイエットの助言を人気のあるインターネット画像から得るのは間違った考え
(この記事は以下の議会文書を紹介するため)
ミームによる動機付け−若者へのインターネットミームの影響を解析する
MEMEotive - Analysing the Effects of Internet Memes on Young
Teenagers’ Health and Health Behaviours
http://data.parliament.uk/writtenevidence/committeeevidence.svc/evidencedocument/science-and-technology-committee/impact-of-social-media-and-screenuse-on-young-peoples-health/written/87284.pdf
健康に関連するインターネットのミームは望ましくない行動を普通のことにしてしまう可能性がある

  • EPAの化学物質再評価−ニュースから

SMC NZ
EPA’s reassessment of chemicals – In the News
Published: 17 October 2018
https://www.sciencemediacentre.co.nz/2018/10/17/epas-reassessment-of-chemicals-in-the-news/
NZ EPAが優先化合物リスト39を発表した。主に殺虫剤、防カビ剤、除草剤である
しかしグリホサート、1080、ネオニコチノイド、臭化メチルは含まれない。環境大臣Eugenie SageがEPAラウンドアップの追加を検討するよう8月に要請したにもかかわらず。EPA長官Dr Allan Freethはラウンドアップは他の40物質よりリスクが大きいとは考えられbなかったと話している
以下メディア報道など
Priority chemicals list
https://www.epa.govt.nz/industry-areas/hazardous-substances/chemical-reassessment-programme/priority-chemicals-list
2,4Dやベンゾピレンも含まれる