食品安全情報blog過去記事

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アーモンドと化粧品のアフラトキシン

2004.12.23
http://www.bfr.bund.de/cm/206/aflatoxine_in_kosmetischen_mitteln.pdf
アフラトキシンは天然に見られるカビ毒の中でも最も強い発がん性をもち、食品や汚染された空気、皮膚などから体に入る。
BfRはアーモンドと化粧品のアフラトキシン含量について調査し、検査した検体の約1/4でアフラトキシンが検出された。一部は規制値を超えていた。これらの汚染された商品による健康リスクを評価した。製品のアフラトキシンレベルは消費者保護のため予防的にできるだけ少なく、可能であれば検出されないことが望ましい。アフラトキシンに汚染されていない商品も多いことからアフラトキシンが検出されない製品を作ることは可能だとして、BfRは原材料の汚染を十分チェックし、最終製品としては汚染のないもののみを使うことを推奨している。化粧品のアフラトキシン規制値はこれまでなかったため、検討を要する。



WHOプレスリリース